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2015/02/25

メルセデス・マイバッハSクラスを発表

osaki
カーアンドレジャーニュース
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツの新しいブランド「メルセデス・マイバッハ」を導入し、その第一弾として「メルセデス・マイバッハ S クラス」を発表。注文の受付は本日より開始する。
1920年代から美しいスタイルと贅を尽くした高級感で人々を魅了した伝説の名車「マイバッハ」。それが、メルセデス・ベンツブランドの傘下で、「究極のエクスクルーシブ性」を追求する威厳と風格を備えたブランドとしてまったく新しく生まれ変わったのが、「メルセデス・マイバッハ」だ。メルセデス・ベンツによる最新鋭のテクノロジーを備え、きわめてゆったりとした室内空間にプレステージ感あふれるデザインとクラフトマンシップにより仕上げられた高級素材を随所に採用した、新しい高級車の形としている。
エクステリアは、メルセデスのフラッグシップ「Sクラス」の威厳あるフロントマスクやクーペを思わせる流麗なフォルムはそのままに、Sクラスのロングモデルよりさらに20cm長いホイールベースとサイドのラインがパワーとダイナミズムを強調。リアのドア幅が66mm狭められ、Cピラーに三角窓が移設された結果、ドア開口部より後方にリアシートが位置して、外からの視線を遮りながら心地よい居住性を確保している。Cピラーには、丸みのある三角形の中に2つのMをあしらった”MaybachManufaktur”(マイバッハ・マヌファクトゥーア)のエンブレムが装着されている。また、足元には専用の20インチ鍛造アルミホイールが重厚感のある輝きを放つ。
インテリアは、最高の素材を最上のクラフトマンシップで仕上げたウッドトリムが、美しいカーブを描きながらリアシートを取り囲む。センターコンソールのウッドトリムには“MAYBACH“のレタリングを、フロントセンターアームレストとリアアームレストには”MaybachManufaktur”(マイバッハ・マヌファクトゥーア)のエンブレムが飾られた。
Sクラスのロングモデルよりさらに20cm延長されたホイールベースは、すべて後席乗員の快適性向上のために充当することで、ゆったりと余裕ある後席空間とした。エアロダイナミクスの向上による風切り音の低減、遮音材、特殊なシーリング技術などに反映されている。これにより、マイバッハ Sクラスの後席は、量産車として世界最高の静粛性を実現した。
先進安全総装備においては、ステレオマルチパーパスカメラとミリ波レーダーセンサーなどから構成される車両の周囲360°をカバーする複合的なセンサーシステムからの情報を統合し、あたかも人間の頭脳のように即座に最適な判断を下すことが可能。フロントウインドウ内側のステレオマルチパーパスカメラは、車両前方最大500mの範囲の大まかな様子をモニターするほか、約50mの範囲を立体的に捉える。また、フロントおよびリアバンパー左右側面の25GHzの短距離レーダー、ラジエーターグリル奥の77GHzの中・長距離レーダー、リアバンパー中央の25GHzマルチモードレーダーの合計6個のミリ波レーダーが悪天候や夜間の視界の悪い状況でも車両周囲を常にモニターする。
これらのセンサー類から得られたデータをコントロールユニットで融合させ作成したデータを高度なアルゴリズムで解析することにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、その位置を特定。これにより、状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする、まさに「部分自動運転」を実現した。
メルセデス・マイバッハ Sクラスのラインアップは、最大出力530PS(390kW)、最大トルク830Nm(84.6kg・m)を発生する6.0リッターV型12気筒ツインターボエンジンに7速オートマチックトランスミッション「7G-TRONIC」を組み合わせた「メルセデス・マイバッハ S 600」と、最大出力455PS(335kW)、最大トルク700Nm(71.3kg・m)を発生する4.7リッターV型8気筒ツインターボBlueDIRECTエンジンに、乗員にはほとんど感じられないほどスムーズなギアシフトと優れたエネルギー効率と快適な走りを実現した9速オートマチックトランスミッション「9G-TRONIC」を組み合わせた「メルセデス・マイバッハ S 550」が設定された。

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