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2015/05/30

日産、国内における女性管理職比率が8.2%に上昇

osaki

日産は5月29日、2015年4月時点の女性管理職比率が、昨年度の7.1%から8.2%に上昇したと発表した。管理職以上の女性は214名となり、女性従業員の10人に1人が管理職として活躍している。また女性管理職は、開発や生産など、女性従業員数が少ない部門も含む全部門で登用されている。

日産は、人事部門から独立した「ダイバーシティ ディベロップメント オフィス」を2004年10月に設立しています。設立当初1.6%だった女性管理職比率は、2015年4月に8.2%と、この10年間の活動で5倍以上となり、国内製造業における従業員1000人以上規模の企業の平均値3.1%(2014年)を大きく上回りました。日産は、同社が掲げた「2017年4月までに女性管理職比率10%」という目標に向けて確実に歩を進めています。

日産は、女性の活躍を推進していくにあたり、本人/上司の意識改革、制度やインフラ整備だけでなく、キャリア開発サポートの充実、グローバルでの女性役員候補の育成、次世代リーダーのパイプラインである課長代理層増加に向けた育成など、包括的なアプローチにも注力している。

西川廣人CCOは、「日産は、今後も、多様化するお客さまニーズに応えた商品やサービスなど、より大きな価値を提供するため、従業員一人ひとりが更にダイバーシティへの理解を深め、ダイバーシティを競争力の源泉として持続的に成長する企業となれるよう、積極的に取り組んでまいります。」とコメントした。

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