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2015/11/28

メルセデス・ベンツ Aクラスを大幅改良

osaki
カーアンドレジャーニュース

メルセデス・ベンツ日本は1126日、スポーツコンパクトモデルのAクラスを大幅改良して発売した。主な変更点は、エクステリアデザインの変更とサスペンションの改良、エンジンの出力向上など。さらに、同社初となるWEBカスタマイズ限定の特別仕様車も設定された。

エクステリアは最新のメルセデスデザインを採用し、スポーティでスタイリッシュな個性を一段と強調。フロントマスクは、ダイヤモンドグリルと左右につながった大型エアインテーク、AMGデザインのバンパーを組み合わせることで、より精悍な顔つきに。走行状況や天候に応じて配光モードを自動で切り替えるLEDパフォーマンスヘッドライトを全モデルに標準装備した。サイドでは流麗でスポーティなスタイリングを継承したほか、リヤにはエグゾーストエンドと一体化した新設計のバンパーや、デザインを刷新したLEDコンビネーションランプを採用した。

パワートレーンの構造は従来通りだが、A250 SPORT 4MATICに搭載される直列4気筒2・0直噴ターボエンジンは最高出力が従来から7PS増となる218PSに向上。さらに、トップフォーマンスモデルの、メルセデスAMG A45 4MATICに搭載される直列4気筒2・0ℓ直噴ターボエンジンは、量産4気筒ターボエンジンでは世界一を誇る最高出力360PSがさらにブラッシュアップされ、381PSへと向上した。

動力性能の向上にあわせセスペンションも刷新。A250には俊敏性と快適性を両立する電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムを搭載。ボディの動きを加速度センサーで測定するほか、舵角や操舵速度、ヨーレートなどを計算し、各ダンパーのバルブを電子制御により連続的に開閉してオイル流量を変化させることで減衰特性を調整することが可能となっている。

メルセデスAMG A45には、AMGライドコントロールスポーツサスペンションを標準装備し、2つのサスペンションモードで減衰特性の調整を可能にした。さらに、AMGフロントアクスルディファレンシャルロックを新たにオプション設定し、トラクションをより効率的に路面に伝え、サーキット走行などの過酷な走行環境においてもスポーティで安定感のあるハンドリングを実現する。

安全装備では、自動緊急ブレーキで追突を回避または被害軽減するCPAプラス(緊急ブレーキ機能)や、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意を促すアテンションアシストを全車に標準装備している。

また、特設ウェブサイトのみで販売されるカスタマイズモデルはA180をベースに、正規販売店で選べる内外装色やオプション装備の他、ウェブ限定の内外装色や、パッケージオプションに含まれる装備を個別にセレクトできる。

さらに、限定アクセサリーとして、新たにAクラスのマーケティング活動のキャラクターに起用された人気テクノポップユニットポップグループ、パフュームの世界観を表現したメルセデス・ベンツ「Aクラス×パフュームデザインアートステッカー」を全国限定30セットで販売する。

【希望小売価格】

296万円~713万円(特別仕様車を含む)

 

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