東京トヨペットは３月12日、新車店舗「八王子店」と中古車販売店「Ｐｒｅｍｉｕｍ　Ｕ・ｐａｒｋ　Ｓｈｉｂｕｙａ」を新規開設し、両店舗でオープニングイベントを開催した。八王子店は、環境負荷の低減策を取り入れた最新設備を導入。一方、Ｐｒｅｍｉｕｍ　Ｕ・ｐａｒｋ　ＳｈｉｂｕｙａではプレミアムＵ?Ｃａｒ専売店という新しい試みをスタート。新規の来店客も多く訪れるなど盛況であった。

■地域にやさしいエコ店舗「八王子店」

3月12日にリニューアルオープンした「東京トヨペット・八王子店」（本橋健店長）は、同日から3月27日まで14日間オープニングイベントを開催し、盛況のうちに幕を閉じた。

同店は昭和39年に開設した歴史ある店舗で、今回のリニューアルではデジタルサイネージ（電子看板）の採用や、拡幅されたエントランスにより〝見つけやすく、入りやすい〟店舗となったほか、環境負荷の低減、地域にやさしい店舗として大きく生まれ変わった。

環境負荷低減策として、同店で５店舗目となる最新のエネルギーマネージメントシステムの採用により、太陽光発電でショールームの消費電力を補うほか、プリウスのＨＶバッテリーを再利用した定置型蓄電池システムも備え、エネルギー消費を最適にコントロールする。

地域貢献として、災害時に周辺住民の避難場所としてショールームを開放するほか、約１００人の３日分の飲料水・保存食なども備蓄する。また、甲州街道に面したステージ状の屋外展示スペースは、お祭りなど地域のイベントにも活用する。

「呼び込んだお客さまに加え、近隣のお客さまも多数お越しいただいています」とは、賑わうショールームで来店客への挨拶に飛び回る本橋店長。屋外展示スペースでは、４月10日に町会の子ども会のお囃子が披露される予定で、地域との〝密着度〟も着実に向上しているようだ。

■プレミアムＵ・Ｃａｒ専売店も新設

東京トヨペットの中古車（Ｕ-Ｃａｒ）販売店「Ｐｒｅｍｉｕｍ　Ｕ・ｐａｒｋ　Ｓｈｉｂｕｙａ」（石黒友浩店長）も３月12日にリニューアルオープンを迎え、12・13日にグランドオープンニングフェア、14日?27日までオープニグフェアを開催した。

同店は、品質の高いＵ‐Ｃａｒの販売に特化した同社初の専門店舗で、イベント期間中はプレミアム店にふさわしい多数の特選車を用意。オープン初日から新規客も多く訪れるなど、順調なスタートとなった。

グランドオープンニングフェアの期間中は、レクサスのアイコンにもなっているスーパースポーツカーＬＦＡを特別展示。高級車販売店としてのスタートをアピールするとともに、屋根付きの展示スペースに６台、屋外に18台用意された展示車も、トヨタ自動車の中古車基準「Ｔ-Ｖａｌｕｅ」の中でも品質の高い「Ｔ-Ｖａｌｕｅプレミアム」、「Ｔ-Ｖａｌｕｅハイブリッド」、そしてレクサスＵ-Ｃａｒといった厳選車が並べられた。

同店の石黒店長は「当社にとってプレミアムＵ‐Ｃａｒの専売店は初の試みでしたが、新規のお客さまにも興味を持って来店いただいています」とし、その中には20歳代の若い購入者も数名いるという。「初期登録から年数が経過したレクサス車種は価格も手ごろになるので、レクサスに乗ってみたい若い人にもアピールになっている」と語った。

同店は、プレミアム志向の高い層が集まる渋谷区や目黒区、世田谷区が商圏。今後もこの地域特性を活かしたダイバーシティの店舗づくりで、新しい顧客の発掘・拡大を目指していく。

【八王子店】▽所在地＝東京都八王子市千人町１-６-４▽電話＝０４２-６６１-６１１１▽営業時間＝10時～18時（火曜定休）
【Ｐｒｅｍｉｕｍ　Ｕ・ｐａｒｋ　Ｓｈｉｂｕｙａ】▽所在地＝東京都目黒区青葉台4-4-24▽電話＝03-３４６５-４６６１▽営業時間＝10時～18時（火曜定休）

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