ルノージャポンは10月25日、コンパクトクロスオーバー「キャプチャー」に、限定車「キャプチャージーンズ」を50台限定で設定し、発売した。この限定車はキャプチャーの上級グレード「インテンス」をベースに、日本国内で専用生産されるカジュアルな雰囲気を演出するジーンズ調シートカバーを採用するのが特徴。また、ブルーレイディスクの再生も可能なパナソニック製ＳＤカーナビを特別に装備するほか、通常はオプション設定のフロントアームレストを標準装備する。さらに、限定車の購入者全員にエアコンの吹き出し口に装着できるパフュームディフューザー＋パフュームカートリッジ全８種類が、成約特典としてプレゼントされる。

　同社商品企画グループの近棟伸那マネージャーは「キャプチャーは40代以上の方に次いで、20代後半から30代前半の方からの人気が高い」と、キャプチャーのユーザー層を説明。一方で、30代後半のユーザーに弱い傾向があり「キャプチャーの内装が地味という声があったので、日本独自の限定車を企画し若いユーザーを取り込みたい」と、限定車の企画意図を語った。

　シートカバーは、トヨタ・86のシート生地など多くのクルマのシート生地を手掛けてきた「カバナ」が製作。２種類のブルーを組み合わせた専用シートカバーは、難燃性や耐久性などを確保しながら、柔らかなタッチのスエード調素材を採用することでジーンズの風合いなどを再現している。また、シートカバーはファスナーで取り外して着せ替え可能なので、付属される純正のシートカバーと交換して違った雰囲気を楽しめるのも注目ポイントだ。

　【希望小売価格】
　２６９万２０００円／（ボディカラー別販売台数・ブルーメディテラネＭ＋イヴォワール＝30台、オランジュルシヨンＭ＋イヴォワール＝20台）計50台限定

　週刊Car＆レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/