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2017/01/17

東京オートサロン2017、大盛況のうちに閉幕 3日間で約30万人が来場

osaki
カーアンドレジャーニュース

 世界最大級となるカスタムカーの祭典「東京オートサロン2017」。今年は1月13日~15日の3日間、幕張メッセの全館を会場に史上最大規模で開催され、大盛況のうちに閉幕した。なお3日間の来場者数は約30万人。天候にも恵まれ、数多くの来場者が来場する結果となった。

 今回で35回目となるこのイベントには、自動車メーカーはもとよりアフターパーツメーカーやカスタムショップ、自動車関連専門メーカーなどの企業、学校、団体など417社が出展。さらにレース車両のデモ走行やライブステージなどのイベントも充実し、多くの来場者で会場内は賑わいをみせた。

 国内自動車メーカーでは、三菱を除く乗用車メーカー全7社が出展し、カスタマイズを施した市販新型車やレース参戦車両を展示。またトラックも日野自動車が6年連続で出展。輸入車もメルセデス・ベンツやフォルクスワーゲンなどが出展し、注目を集めていた。

■トヨタ
 TOYOTA GAZOO Racing/LEXUS GAZOO Racingとして出展。トヨタブースでは、今シーズンの世界ラリー選手権(WRC)に参戦する「ヤリスWRC」のほか、歴代の参戦車両を展示。このほかにも、昨年のニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦車両「C-HR Racing」なども展示された。

 レクサスブースでは、「RC F」をベースに開発したモータースポーツ専用マシン「RC F GT3」を世界初公開。開発ドライバーを務めた飯田章選手と立川祐路選手がアンベールを行なった。今シーズンは、スーパーGT GT300クラスに2台エントリーする予定となっている。

 さらに、昨年スーパーGT GT500クラスを制覇した「DENSO KOBELCO SARD RC F」、今シーズンの同クラスを戦うニューマシン「レクサスLC500」が出展された。

■日産
 スカイラインとセレナをベースとしたカスタマイズモデル「+プレミアム・スポーツ・コンセプト」をはじめ、誕生以来最大の刷新を果たしプレミアム・スーパースポーツとして深化を遂げた「GT-R MY17プレミアムエディション」などを出展。またマーチやノート、リーフ、ジュークなどのニスモ市販車やレース参戦車両も展示され、多くのファンで賑わいをみせていた。

■ホンダ
 スーパースポーツモデル「NSX」をはじめ、「フリード」のコンセプトモデルなど四輪・二輪・モータースポーツ参戦車を数多く出展したホンダブース。ステージ上では今夏に日本での発売を予定している新型シビックのプロトタイプ3モデル(ハッチバック、セダン、タイプR)が初公開され、注目を集めた。

 また今季のスーパーGTGT500クラスの参戦体制も発表。昨年12月に発表された2チームに加え、残る3チーム「オートバックス・レーシング・チーム・アグリ」(野尻智紀/小林崇志)、「ケーヒン・リアル・レーシング」(塚越広大/小暮卓史)、「チーム・クニミツ」(山本尚貴/伊沢拓也)の参戦体制が発表された。

■マツダ
 12月に発売されたばかりの「ロードスターRF」や2月から販売される新型「CX-5」など新型車やこれをベースとしたカスタマイズカーを出展。初代ロードスターのボディカラーを再現した「クラシックレッド」を2月末までの限定で「ロードスター」に設定し、販売されることも発表された。

■スバル
 富士重工業とスバルテクニカインターナショナル(STI)が共同出展するスバルブースでは、STIとのコラボレーションによって高められた走行性能と上質な内外装を融合した、BRZ、WRX S4のコンセプトカーを初公開。このほか、STIパフォーマンスパーツを装着したレヴォーグ STIスポーツとインプレッサG4を展示した。

 また、今季のモータースポーツ活動についての発表も行なわれ、スーパーGT 300クラスには昨シーズンに続き井口卓人選手と山内英輝選手が参戦。辰己英治総監督は「今年はストレートで楽できるようにエンジンを強化した」と話し、両ドライバーの奮起を促した。

■スズキ
 新型スイフトやスペーシア、イグニス、ソリオなど新型車を数多く並べたスズキ。MotoGP「チームスズキエクスター」のカラーリングを施したスイフトレーサーRS」、二輪のモトクロスをイメージしたチャンピオンイエローを施し、オフロードタイヤを装着した「イグニス・モトクロッサースタイル」、大胆な装飾を採用し、高級感や重厚感をさらに高めた「スペーシア カスタムZプレミアム」も参考出品された。

■ダイハツ
 「もっと楽しく。もっと自分らしく。」をテーマに4つのカテゴリーで計11台のコンセプトカーを出展。往年のホットハッチ「シャレードデトマソ」「TR-XX」のテイストを復活させたスポルザ、専用メッキパーツや大型LEDフォグランプで圧倒的な存在感を表現したグランドカスタム、専用ボディカラーとラッピングで新たなカタチを提案するビーチクルージン、マット仕上げの専用ボディカラーとラッピングでアクティブ感を付加したクロスフィールドで、コペンやトール、ムーヴキャンバスなどダイハツ各モデルのさらなる魅力が提案された。

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