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2017/01/30

「鳥取すいそ学びうむ(とっとり水素学習館)」完成セレモニーを実施 ~水素で環境に優しく、快適でスマートな暮らしを提案~

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 鳥取県(知事:平井 伸治)、鳥取ガス株式会社(本社:鳥取県鳥取市 社長:児嶋 太一 以下、鳥取ガス)、積水ハウス株式会社(本社:大阪市北区 社長:阿部 俊則 以下、積水ハウス)、本田技研工業株式会社(本社:東京都港区 社長:八郷 隆弘 以下、Honda)の4者は1月27日、地球温暖化防止と持続可能な低炭素社会の構築を目標とする鳥取県の「水素エネルギー実証(環境教育)拠点整備プロジェクト」を推進する協定に基づき、水素エネルギーの教育拠点として「鳥取すいそ学びうむ(とっとり水素学習館)」を整備し、同日完成セレモニーを行った。

 なお、再生可能エネルギーを活用した水素ステーションと住宅、燃料電池自動車(以下、FCV)を水素エネルギーを活用して一体整備するプロジェクトは、これが全国初となる。

 

 同プロジェクトは、将来の水素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーで水を電気分解し、水素を製造・供給する設備「スマート水素ステーション(以下、SHS)」を日本海側、かつ中国地方で初めて設置し、水素エネルギー利活用の省エネ・創エネによる快適でスマートな暮らしを提案・啓発することにより、スマートハウス化とFCV普及を促進し、ライフスタイルの転換を目指すもの。

 この拠点では、鳥取ガスグループの敷地(鳥取市五反田町)内にSHSと太陽光パネルを設置し、太陽光で発電した電力から水素を製造し、FCVに供給。また敷地内の積水ハウスの展示場をスマートハウス化して、燃料電池やFCVから住宅へ電力供給を行うなど、環境に優しく、快適でスマートな暮らしを支える仕組みを体験できる。

 敷地内には、水素社会を映像などで学べるコンテナハウスを設置したほか、屋外では、自転車で水素を製造し、その水素を活用した電力でドローンを飛ばす体験も可能にするなど、子どもから大人まで学べる体験型学習エリアを整備した。「鳥取すいそ学びうむ(とっとり水素学習館)」は、SHSの運用や水素学習のオペレーションなどのテストを終える4月頃のオープンを予定している。

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