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2017/02/20

「旅ぐるま」の新しい情報発信拠点 日本旅車研究所オープン

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 キャンピングメーカーの「かーいんてりあ高橋」(本社:長野県長野市)と「M・Y・Sミスティック」(本社:山梨県甲斐市)、欧州のキャンピングカーレンタル会社「マクレント」の3社が協力して設立した「日本旅車研究所」が2月10日に新規オープンした。

 同研究所は、かーいんてりあ高橋とM・Y・Sミスティックの関東拠点を担うとともに、マクレントの日本正規代理店マクレントジャパンの第1店舗にもなっており、キャンピングカーの展示・販売・レンタル事業を3社が協力して展開していく。

 このマクレントとは、欧州初のコーチビルダー「ハイマー」の子会社で、欧州各地、60以上の拠点でキャンピングカーのレンタル事業を展開。マクレントジャパンでは、M・Y・Sミスティックが手がけた新設計のレンタルキャンパーや両メーカーの既存ラインアップなどを貸し出していく予定だ。

■キャンピングカー文化を育む・活動拠点としての役割

 オープニング初日には式典を開催。かーいんてりあ高橋の高橋社長は「ミスティックの佐藤社長とともに関東へ進出できたことをうれしく思う」と挨拶し、続けて「国内のキャンピングカー旅行は、まだまだ発展の余地がある。この新店舗で今後、さまざまなセミナーを開催し、キャンピングカー文化をより一層発展・広めていく活動もしていきたい。そのため、3階にはセミナールームも設置した」と、新店舗設立の想いを述べた。

(オープニングセレモニー。左からM・Y・Sミスティック・佐藤社長、かーいんてりあ高橋・高橋社長、マクレントジャパン・不破社長)

 このセミナールームでは、キャンピングカーで旅行したいけど、車中泊できるポイントや装備の使い方に不安のあるユーザーを対象に、目的に沿ったおススメコースの情報提供はもちろん、キャンピングカービルダーやレンタルキャンピングカー事業者向けの勉強会などの開催も予定している。

 M・Y・Sミスティックの佐藤社長は「例えば、キャンピングカーをレンタルする訪日外国人旅行者は、日本でのクルマ旅のルールやマナーが分からないことも多い。ゴミに関しても、どうやって捨てるのか。それを教えてあげる仕組みを作る必要がある」と、インバウンドを対象としたビジネスやサービスを展開する企業に向けたセミナーも必要であると話す。そして「訪日外国人旅行者も含めて日本をキャンピングカーで旅行する人が増加すれば、もっとキャンピングカーの認知度も高まっていく」と話した。

 また、マクレントを利用したインバウンドの受け入れとともに、欧州へ旅行した際のクルマ旅をサポートするレンタルサービスも同社では提供予定。陸続きの大陸をキャンピングカーで存分に楽しめるようなプランを作っていきたいという。今後、実施されるセミナーなどの情報もこのコーナーで引き続き発信していく。

【日本旅車研究所】

〒254-0012神奈川県平塚市大神2360

 かーいんてりあ高橋 関東支店

0463-73-6188

 ミスティック 湘南店

0463-74-4726

 マクレントジャン

0463-75-9945

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