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2017/02/26

日産/ニスモ、2017年モータースポーツ活動を発表

osaki
カーアンドレジャーニュース

 日産自動車とニスモは、2017年モータースポーツ活動を発表した。

 同社のモータースポーツ活動の柱となるスーパーGTシリーズは、GT500クラスに新開発のGT-RニスモGT500を4台投入し、タイトル奪還を目指す。新型車は、今シーズンのスーパーGT技術規定に沿って開発。エクステリアは、昨年発売された「GT-Rニスモ(2017年モデル)」の特徴的なデザインも採用している。

 参戦体制は、14年、15年と2年連続でシリーズチャンピオンを獲得したニスモが、松田次生/ロニー・クインタレッリの不動のオーダー。チームインパルには、日産のドライバー育成プログラムであるGTアカデミーの卒業生、ヤン・マーデンボローがGT300からステップアップし安田裕信とタッグを組む。

 昨年2勝を挙げたコンドウレーシングは、佐々木大樹と7年ぶりにチームに戻ったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラのコンビ。モーラは、昨年素晴らしいコンビネーションを見せたベテランの本山哲と若手の千代勝正がシリーズに挑む。

 加えて、レースカーやエンジンを世界各国に供給するカスタマーレーシングプログラムの強化にも注力。ブランパンGTシリーズのエンデュアランスカップ(プロクラス)への参戦支援をはじめ、FIA 世界耐久選手権(WEC)のLM P1クラス、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、アジアン・ル・マン・シリーズなどの参戦チームに「VK45(LM P3仕様)」エンジンの供給と技術支援を実施する。

 このほか、18年に向けGT-RニスモGT3のエボリューションモデルの開発にも着手。柳田真孝、ミハエル・クルムが日欧で開発を行なう。

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