メルセデス・ベンツ日本は２月22日、ミドルクラスＳＵＶ「ＧＬＣ」にクーペモデルを新たにラインナップし、同日から販売を開始した。

　メルセデス７番目のＳＵＶモデルとなるＧＬＣクーペは、クーペとしてのスタイリッシュなフォルムとＳＵＶらしい存在感を備えながら、ＧＬＣと同等の走行性能、利便性を実現した。

　エクステリアデザインは、スポーツ性とモダンラグジュアリーに対する美的・官能的要素を併せ持つと同時に、ＳＵＶの要素も備えている。サイドビューは、フロントホイールから始まるドロップラインがプロポーションを際立たせ、ボディ下部を緩やかに上昇するカウンターラインとあいまってシャープな印象を付与。また、リヤエンドのスタイリングでは、Ｃピラーの力強いショルダーが際立った彫刻的形状により、力強さを表現している。

　インテリアは、ＣクラスやＧＬＣと同様に機能的で上質なデザインを採用。さらにクーペスタイルでありながら、後席は大人が快適に過ごせるスペースを備えるとともに、ラゲッジスペースは通常時で５００ℓ（ＶＤＡ方式）を確保。ゴルフバックを３つ搭載することができ、さらに後席バックレストを倒せば最大１４００ℓ（ＶＤＡ方式）まで拡大することができる。

　安全面では全モデルにレーダーセーフティパッケージを標準装備するなど、ＣクラスやＧＬＣと同水準の安全運転支援システムを採用。「ディストロニック・プラス（ステアリングアシスト付）」「BASプラス（飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス）」「PRE-SAFEブレーキ（歩行者検知機能付）」「リアCPA（被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム）」「アダプティブハイビームアシスト・プラス」などを標準装備する。価格は６２７万円～９１０万円。

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