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2017/02/27

MINI「クロスオーバー」をフルモデルチェンジ 機能性と快適性を大幅に向上

osaki
カーアンドレジャーニュース

 ビー・エム・ダブリューは2月23日、ミニ クロスオーバーのフルモデルチェンジを発表した(納車は3月2日から)。新型車はデザインの刷新と一層の質感向上、機能性向上により、ミニ初のプレミアムコンパクトSAV(スポーツアクティビティビークル)に生まれ変わった。パワーユニットは、クリーンディーゼルエンジンを中心に、今秋にはミニ初のハイブリッドも加わる予定だ。

 内外装ともミニらしいデザイン要素を採用しつつ、ショルダーラインやスクエアなヘッドライトにより、力強さを表現している。

 ディーゼルエンジンは直列4気筒2・0㍑で最高出力150PS/最大トルク330Nmと、190PS/400Nm(クーパーSのみ)と、出力の異なる2種類を用意。いすれも8速ATとの組み合わせで、JC08モード燃費を21・3㎞/㍑まで向上させた(150PS版)。

 ハイブリッドシステムは、直列3気筒1・5㍑ガソリンターボエンジンにモーター、6速ATを組み合わせた4輪駆動となっている。鋭い加速とともに、モーターのみでも最高速度時速125㎞、最長40㎞走行することが可能だ。

 従来型に比べ全長、全幅、全高が拡大されたことから、後席を中心に室内空間を拡大し、快適性が飛躍的に向上した。後席は40:20:40の分割可倒と3段階のリクライニングを備え、荷室容量は従来に比べ100㍑拡大した(450㍑)。また、荷室フロア後端に腰かける際に便利なピクニックベンチや、足をボディ下にかざすだけでテールゲートを開閉できるイージーオープナー機能も採用した。

 先進運転支援装備も充実。アクティブクルーズコントロールや衝突回避・被害軽減ブレーキを標準装備し、ヘッドアップディスプレイやパーキングアシスト、ワイヤレス充電機能(Qi規格)などをオプションで用意する。

 【希望小売価格】[ハイブリッド]479万円[ディーゼル]386万円~483万円

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