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試乗
2017/03/28

上質な乗り心地と室内空間を備えた新世代のプレミアムセダン BMW・523d Luxury 試乗記

osaki
カーアンドレジャーニュース

 7年ぶりに一新された5シリーズ。7代目となる新型5シリーズはボディの軽量化や最新の運転支援技術を搭載するなど、BMWの最先端テクノロジーが数多く導入されたのが特徴だ。新型7シリーズでBMWは新世代に突入したが、その魅力を一回り小さなボディに凝縮したものともいえる。

 さて新型5シリーズは、ガソリンの523iをはじめ、クリーンディーゼル、プラグイン・ハイブリッド、xDriveと幅広いラインアップを最初から発表している。その中から今回はもっとも売れ筋になるであろう523d Luxuryに試乗した。

 搭載エンジンは2L直4ディーゼルターボで、最高出力190ps、最大トルク400Nmを発揮。やや大柄な5シリーズだが、これを走らせるのに動力性能としては十分満足できるものだ。先代よりもパワーが向上したのに加え、約80㎏も軽量化されたこともあって加速は力強く、またアクセルへのレスポンスも良い。それでいて燃費も21.5km/Lとクラストップを実現しているから驚きである。

 ディーゼルといえば気になるのが静粛性だが、これも満足できるレベルに仕上がっている。“ディーゼルである”ことを意識して音を聞いていればそれとわかるが、そうでなければ気づかないほどである。エンジンそのものが静音化されていることに加え、徹底的に入念な遮音対策が施されており、このあたりも大きな進化ポイントといえるだろう。

 乗り味の上質感も特筆できる部分。走り出してまず感じるのが、足回りのしなやかさだ。タイヤは「硬い」ランフラットを履くが、ソフトな乗り心地はそれを感じさせず、街乗りの領域でも快適な乗り心地である。もちろん、その心地よさは5シリーズが本領を発揮する高速域でも変わらない。といってもフワフワした頼りなさを感じることがないのは、さすがBMW。しなやかだが芯がしっかりとあり、ペースを上げてコーナーに進入しても安定感を失わず、ドライブを思う存分楽しむことが可能である。

 一方、室内空間も質感が大幅に高められた。従来同様デザインそのものはシンプルで機能性を重視したものだが、目に見える、手に触れる部分の素材が吟味され、新時代のプレミアムセダンらしい上質感を備えている。またインパネ周りは運転席側に少し傾けられ、ドライバー重視であることを強調しているのも5シリーズならではのキャラクターを感じる部分といえるだろう。(鞍智誉章)

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