プジョー、本格派SUV3008に待望のディーゼルモデル追加
matsugumaプジョー・シトロエン・ジャポンは4月10日、ミドルクラスSUVの3008に待望のディーゼルモデルを追加設定するとともに、今秋に日本へ導入予定の3列7シーターSUV5008をジャパンプレミアした。同社は、2017年のブランド戦略として「SUV」を掲げ、2008、3008、5008、と充実したSUVラインアップの構築を図っている。
世界中で広がりを見せるSUVセグメントの中で、ベンチマークとなるべく開発された3008を3月に日本へ導入した。3008は、本格SUVデザインに新世代i-コックピット、新プラットフォームEMP2等の最先端技術を導入。その総合力の高さから、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2017を受賞(写真右)している。
■一段と魅力を高めた内外装デザイン
エクステリアは、モノフォルムデザインのクロスオーバーだった従来モデルから一新。直立したフロントフェイスと大型グリル、高いウェストラインとワイドなプロテクター等で、本格派SUVらしいスタイリングを実現した。
ボディサイズは、全長4450㎜(先代と比べ+85㎜)、全幅1840㎜(+5㎜)、全高1630㎜(-5㎜)と拡大させた。また、新プラットフォームEMP2の採用により、ホイールベースを60㎜延長しながら従来モデルから約100㎏の軽量化を達成している。
インテリアは、メーターパネル全面がデジタルディスプレイの「i-コックピット」を採用。高画質12・3インチのデジタルヘッドアップインストルメントパネル上に、美しいデジタルグラフィックスで車の各種インフォメーションをわかりやすく表示する。
また、インストルメントパネル中央には、タブレットのような8インチタッチスクリーンを組み込み、スクリーン下のトグルスイッチにオーディオ、電話、エアコン調整、ナビゲーションなどの機能操作を集約、直感的な操作性を実現した。
■パワフルな加速と環境性能を両立
エンジンのラインナップは、最大出力165PS、最大トルク240Nmを発揮する1・6?ターボエンジンに6速EATの組み合わせのみだったが、今年の8月以降に2・0?クリーンターボディーゼルを追加予定となっている。フラッグシップグレード「GTブルーHDi」に搭載し、最大出力180PS、最大トルク400Nmを発揮。6速EATと組み合わせ、パワフルな加速に高い環境性能も両立し、JC08モード燃費は18・7㎞/?。エコカー減税対象となっている。
■ドライバーをサポートする最新装備
SUVの魅力である悪路走破性を高めるアドバンスドグリップコントロールには、さまざまなモードを搭載。急な下り坂をブレーキングせずに安定して下降できるヒルディセントコントロールをはじめ、雪道や凍結路の走行を想定したスノーモード、ぬかるみでグリップを失った駆動輪をあえて空転させ、泥を振り払いグリップ力を回復させるマッドモード等を採用し、走破性を高めている。
このほかにも、アクティブセーフティブレーキ、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニターシステム、アクティブクルーズコントロール、ドライバーアテンションアラート等の最新の先進安全装備を搭載し、ドライバーをサポートする。
■5008初公開
秋に導入が予定されている5008は、パワートレインや基本技術を3008と共有する3列7シーターSUV。3008から165㎜延長された2840㎜のホイールベースに、3座独立の2列目シートやフラットなラゲージスペース等、優れたユーティリティ性能を備えている。一方、全長は3008から+190㎜の4640mmと、比較的取り回しの良いサイズに収まっている。
なお、日本導入モデルは、2・0?クリーンディーゼルエンジンを搭載する「5008GTブルーHDi」と、1・6?ターボエンジンを搭載する「5008Allure」を予定している。
【希望小売価格】3008(ディーゼルモデル含む)=354万円~426万円
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