アストンマーティン・ジャパンは４月24日、フラッグシップモデル「ヴァンキッシュＳ（クーペ／コンバーチブル＝ヴォランテ）」を発売した（納車は５月から開始）。

　〝スーパーＧＴ〟にふさわしく、ヴァンキッシュＳは６・０㍑Ｖ12エンジン（最高出力５８０ＰＳ／最大トルク６３０Ｎｍ）＋８速ＡＴにより、時速０～１００㎞加速３・５秒、最高速３２３㎞を実現。サスペンションやダンパー、スプリングレート、スタビライザーなども調整が可能で、一段とスポーティさを高めた走りを目指したセッティングが施された。

　カーボン製のボディは、デザインのアクセントでもある２×２ツイルを採用したフロントスプリッター、リヤディフューザーによって空気抵抗を低減。４本出しのエキゾーストパイプによりアグレッシブなスタイルが強調されている。

　内装は、フィオグラフキルトデザイン、レザーシートやフェイシアパネルなどに新しい素材をオプション設定し、カスタマイズの幅を広げた。また、アイフォーンと連動したインフォテイメント強化も図られた。

■東京・青山に英国以外で初めてブランドセンターを設置
　アストンマーティンの新たなランドマークとして、ショールームとブランドセンターを東京・青山に開設する（17年第４四半期完成予定）。販売とブランド発信機能が統合されるのも初めて。ブランドセンターでは、ブティック形式によるラグジュアリーな雰囲気で、様々な製品が展示されブランドを体感できる。

　【希望小売価格】
　３４５７万９９８２円～

　週刊Ｃａｒ＆レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/