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2017/04/29

アウディラインナップ最小のSUV「Q2」

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 アウディジャパンは4月26日、新型コンパクトSUV「Q2」を発表した。発売開始は6月を予定している。

 Q2は、全長4200㎜全幅1795㎜全高1530㎜。立体駐車場も利用できる等、日本の住環境、道路事情にマッチするアウディラインナップ最小のSUVで、軽量ボディと力強いパワーユニットによるスポーティなドライブ感覚や、最新のアシスタンスシステムを搭載した。

 エクステリアは、ポリゴンをモチーフとして採用。フロントは、ボンネットに立体的な造形を施し、8角形のシングルフレームグリルを高めに配置することでSUVらしさを演出。また、サイドは、低いルーフラインでクーペモデルのような印象を与えるほか、Cピラーに設置されたブレードが力強いアクセントになっている。

 インテリアは、SUVとスポーティーカーの持ち味を融合。メーターには、アナログメーターパネルが標準装備されるほか、アウディバーチャルコックピットを用意。ラゲージスペースは、5人乗車時でも405ℓ確保し、60402分割リヤシートを折りたためば、最大1050ℓにまで拡大できる。

 エンジンラインアップは、1・0ℓ直列3気筒ターボと1・4ℓ直列4気筒ターボの2タイプを設定、どちらも乾式のデュアルクラッチトランスミッション「7速Sトロニック」との組み合わせ。

 最高出力116PS/最大トルク200Nmを発揮する1・0ℓエンジンは、3気筒ならではのコンパクトな設計に加え、アルミ製クランクケースの採用等により88㎏に抑えた。さらに、ピストンとコンロッドの調整を行い、バランサーシャフトなしでもスムーズな回転フィールを得ることに成功した。

 

 一方、最高出力150PS/最大トルク250Nmを発揮する1・4ℓエンジンは、1・0ℓエンジンと同様に直噴システムとターボチャージャーを備え、さらにシリンダー休止システムのCODを採用することで燃費効率を改善し、JC08モード燃費は、17・9㎞/ℓを達成した。なお、1・0ℓエンジンの燃費は国土交通省に認可申請中。

 ドライバーをアシストする装備では、スポーツラインの各モデルに、衝突軽減システムのアウディプレセンスフロントやアダプティブクルーズコントロールを標準装備。さらに「セーフティパッケージ」を選択することで、アウディサイドアシスト、アウディアクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシスト、リヤクロストラフィックアシスト、アウディプレセンスベーシック、ハイビームアシスト等の最新機能を利用することができる。

 このほか、Q2の発売記念モデル「Q2 1stエディション」を280台限定生産。1・4ℓモデルをベースに専用装備を施し、上質感を高めたほか、インフォテイメント&セーフティアシスタンスを充実させた。

【希望小売価格】299万円~405万円(限定モデル含む)

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