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2017/06/03

メルセデス・ベンツ、EクラスクーペとEクラスセダンのトップモデルを発売

osaki
カーアンドレジャーニュース

 メルセデス・ベンツ日本は5月31日、昨年フルモデルチェンジしたEクラスに「クーペ」と、セダンのトップモデル「メルセデスAMG E63S 4MATIC+」を追加して発売した。

■伝統的なプロポーションと最先端技術を融合したEクラスクーペ
 エクステリアは、メルセデスクーペの伝統的なプロポーションである、流れるように美しいルーフラインや、大胆で力強いリヤエンドを踏襲。一方で、先進性を強調する特徴的なヘッドライトやスポーティなダイヤモンドグリル、パワードームを持つボンネットにより、独自性を表現している。

 インテリアは、12.3インチのワイドディスプレイを二つ並べたメーターパネルで先進感を演出しながら、エアコン送風口はタービンをイメージしたデザインを採用することでスポーティな雰囲気を醸し出している。

 ボディサイズ拡大により、先代モデルに比べ後席レッグルームを74㎜、ショルダールームを34㎜、ヘッドルームを15㎜それぞれ拡大。クーペながら大人2名がゆったりと座れる後席空間を創出し、居住性と快適性を高めている。

 また、セダンとステーションワゴンに共通の先進安全システム「インテリジェントドライブ」をクーペにも採用。車線維持支援や、自動で車線変更を行う機能などが搭載され、特に高速道路での渋滞時でのドライバー負担軽減に貢献する。

■4・0L V8エンジン搭載のEクラス史上最速モデル


 メルセデスAMG E63S 4MATIC+は、AMG GTと基本設計を共有する4・0L V8ツインターボエンジン(最高出力612PS/最大トルク850Nm)と、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを用いた9速AT「AMGスピードシフトMCT」を組み合わせることで、時速0~100㎞加速3・4秒というEクラス史上最速の圧倒的な走行性能を実現した。

 また、四輪駆動システムは新開発の「AMG 4MATIC+」を採用し、前後輪のトルクを50:50から0:100の範囲で可変して配分。ハイパワーを四輪に伝え、発進時だけでなく高速走行、ハイスピードコーナリング、コーナーの立ち上がり加速などで絶対的な安定性を誇り、思いのままのドライビングを楽しむことができる。さらに、トルク配分を完全後輪駆動にして、サーキット走行などでドライバーの意のままに操ることができる「ドリフトモード」を新たに搭載した。

 【希望小売価格】
 Eクラスクーペ=682万円~1037万円▽メルセデスAMG E63S 4MATIC+=1774万円

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