カーアンドレジャーニュース > アウディ、新型RS5 クーペの受注を開始
2017/06/22

アウディ、新型RS5 クーペの受注を開始

osaki
カーアンドレジャーニュース

 アウディ ジャパンは、A5シリーズのトップモデル RS 5 クーペをフルモデルチェンジし、受注を開始した。なお、発売は9月下旬を予定している。

 エンジンは先代の4.2ℓV8 DOHCに代えて、新開発の2.9ℓ V6 ツインターボエンジンを採用。最高出力は331kW(450PS)、最大トルクは先代比170Nmアップの600Nmを発揮。8 速ティプトロニックトランミッションとquattroフルタイム4WDシステムを組み合わせることにより、大パワーを確実に路面に伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現する。

 0-100km/h加速はわずか3.9 秒、最高速度は280km/hを誇る一方で、アウディ独自の燃焼方式であるBサイクルを採用するこの高性能エンジンは、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)で100km走行あたり8.7ℓ(11.5km/ℓ)の低燃費を達成している。

 フロントサスペンションは、改良型の5リンク式となり、リヤも5リンク式を採用。これによりスポーティな走行特性と俊敏なハンドリングが得られるとともに、快適性も大幅に向上させている。また、DRC(ダイナミック・ライド・コントロール)付スポーツサスペンションプラスや、状況に応じて走行特性を調整可能とするアウディドライブセレクトも標準装備する。

 エクステリアでは、quattroのロゴを配した専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーを採用することで、RSモデルらしくスポーティさを強調。標準装備のマトリクスLEDヘッドライトはカラーベゼルを採用し、他のグレードとの差別化を図っている。また伝説のマシンAudi quattroを彷彿とさせるブリスターフェンダーもRS 5 Coupéの特徴で、標準モデルに比べて全幅は15mm拡大している。

 インテリアはスポーティかつエレガントなもので、ダイヤモンドステッチングが施されたファインナッパレザーのSスポーツシートや、アルミニウムレースアンスラサイトのデコラティブパネルを配した。インフォテイメントシステムも最新のもので、メーターパネル内に設置された12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイにスピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめとする様々な情報を表示できるアウディバーチャルコックピットを標準装備。アウディプレセンスシティ(歩行者検知機能付自動ブレーキ)、をはじめとし、数々の最新安全技術とアシスタンスシステムも搭載している。

 価格は1257万円。

 週刊Car&レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/

Facebookで更新情報をチェック!