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2017/06/30

ホンダ、フィットのマイナーチェンジを実施

osaki
カーアンドレジャーニュース

 本田技研工業は、「フィット」に、先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」を採用するとともに、デザインや装備、乗り心地、静粛性、燃費性能などの商品性を向上させ、6月30日に発売すると発表した。

 搭載するホンダセンシングは、全8機能をガソリンモデル、ハイブリッドモデルともに採用。ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識と、ブレーキ、ステアリングの制御技術とが協調し、安心・快適な運転や事故回避を支援する。自動ブレーキ、誤発進抑制機能などの衝突回避支援機能に加え、車線の中央に沿った走行をアシストするステアリング制御「LKAS<車線維持支援システム>」や、アクセルペダルから足を離しても、前走車との車間距離を適切に保つ「ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>」など、ドライバーの負担を軽減し、快適な運転をサポートする機能も充実させている。

 デザイン面も刷新され、エクステリアは前後バンパーのデザインを変更し、低重心でワイドな外観に仕上げたほか、インラインタイプのLEDヘッドライトなどにより、スポーティーさや先進性を表現。一部のタイプには、張り出し感のある専用のバンパーや、大型テールゲートスポイラー、サイドシルガーニッシュなどを採用し、スポーティーな印象をさらに高めた。ボディカラーには、「ルージュアメジスト・メタリック」をはじめとする新開発の3色を追加するなど、刷新されたエクステリアデザインの個性を引き立てる全12色の多彩なラインアップを設定した。

 インテリアは、上質感にこだわったハイブリッド・L ホンダセンシングには、本革のような風合いや肌触りの素材を使用した「プレミアムブラウン・インテリア」を設定するなど、各タイプのキャラクターを際立たせるインテリアカラーを用意。プレミアムブラウン・インテリアは、シートやステアリングホイール、ドアパネルパッドなど、随所にブラウンを配色し、統一感のあるカラーコーディネートで、落ち着いた心地良い空間を演出する。

 また、遮音機能付きフロントウインドウガラスの採用で静粛性を高め、ボディー剛性の強化やサスペンションダンパーの減衰特性の最適化などにより、上質な乗り心地を実現している。

 ガソリンモデルに採用の1.3L アトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンと1.5L 直噴 DOHC i-VTECエンジン、そしてハイブリッドモデルに採用している「スポーツハイブリッド i-DCD」のいずれのパワートレインも、それぞれの特性を活かし、きめ細かなチューニングを実施。ハイブリッドモデルにおいては37.2km/L(JC08モード)の低燃費を実現しつつ、スムーズな加速フィールなどの運転する楽しさも進化させた。

 加えて、エンジンの燃焼技術の向上やフリクションの低減などに加え、フロントピラーやフロントバンパースポイラー形状の最適化など、細部にわたり空力を考慮した形状変更を施し、燃費性能の向上が図られている。

 価格は142万8840円~236万7360円。

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