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2017/08/21

住宅と調和する次世代カーポート「リクシルカーポートSC」を発表 屋根と柱だけのシンプルデザインを実現

osaki
カーアンドレジャーニュース

 建築材料や住宅設備機器を手がけるLIXIL(リクシル)は8月2日、住宅との調和を目指した次世代のカーポート「リクシルカーポートSC」を発表した(発売は10月2日から)。

 リクシルカーポートSCは、屋根部にアルミ材を採用することで40㎜という薄さを実現するとともに、プラスチックの屋根材を使用したカーポートで必要だった中骨を必要としない構造とした。アルミ材はプラスチック材に比べ、太陽の熱線や紫外線を大幅にカットすることから、夏場に車内が高温になるのを防ぎ、日焼けや色褪せからクルマを守るメリットもある。

 また、雨樋を屋根と柱に内蔵することで、機能性はそのままに見た目の凹凸を無くしたほか、ネジやボルトといったパーツを表から見えないように配置。徹底したノイズレスデザインにこだわった。これらによって、カーポートの外観は屋根と柱のみのシンプルな構成による直線基調のフォルムとなり、さまざまな住宅との調和を可能とするデザインを実現した。

 同社の庵原岳史エクステリア事業部長は「従来は耐久性や機能がある商品を出していたが、住宅デザインや街並みに調和するといった新しい価値を持つ商品を投入することで市場拡大を目指す」と新商品開発の背景を説明した。

 また、開発を担当した榊原正エクステリア商品部長は「販売目標は初年度2億円を目指し、2020年には新ルーフカテゴリーで20億円を達成したい」さらに「新製品でカーポートの概念を変え、日本の街並みをもっと美しいものにしたい」と意気込みを語った。

 【代表セット価格】サイズ:27-50型、高さ:H22=43万円(消費税、搬入・取付け・設置費用等を含まず)

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