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2017/09/27

メルセデス・ベンツ、「E 220 d 4MATIC オールテレイン」を発売

osaki
カーアンドレジャーニュース

 メルセデス・ベンツ日本は、「E 220 d 4MATIC オールテレイン」の発売を開始した。

 E 220 d 4MATIC オールテレインは、SUV譲りの高いアイポイントとロードクリアランス、ステーションワゴンの実用性を兼ね備えたメルセデス・ベンツ初のクロスオーバーモデル。Eクラスの4番目のボディタイプとなり、可変トルク配分型四輪駆動システム「4MATIC」など、35年以上にわたるSUV開発の歴史の中で蓄積したオフロード技術を採用し、オールラウンドな走行性能を備えたています。また、Eクラス唯一の四輪駆動クリーンディーゼルモデルとなっている。

 さらに、Eクラスセダンやステーションワゴンと同様の安全性と快適性を実現し、特に混雑時や高速道路での渋滞の際に自動運転によりドライバーにかかる負担を大きく軽減する「ドライブパイロット」をはじめとした安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」なども採用している。

 エクステリアは、メルセデス・ベンツの最新デザインを取り入れるとともに、メルセデスのSUVモデルに共通する2本のフィンをあしらったラジエーターグリルをはじめ、前後バンパー下部のシルバークロームアンダーライドガードやブラックのホイールアーチカバーを取り入れることでSUVらしさを強調。また、オールテレイン専用の19インチ10スポークアルミホイールを採用している。なお、Cd値0.33という優れた空力性能を実現しているのも特徴となっている。

 ボディサイズを全長4,950mm、全幅1,860nn、全高1,495mm、最低地上高140mmと、ステーションワゴンに比べ全長-10mm、全幅+10mm、全高+30mm、最低地上高+25mmとすることで高い地上高とアイポイント、乗降のしやすさというSUVの特長を持たせながら、ボディサイズを一般的な駐車場に入るサイズにおさめている。

 インテリアは、質感の高い素材と丁寧な作り込みにより、乗員が快適に過ごすことができる上質な室内空間を実現。また、2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを設定して、この2つのディスプレイを一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素となっている。

 さらに、タッチコントロール機能をステアリングに備え、スマートフォンなどと同様にタッチセンサー機能を内蔵したボタンは、縦方向および横方向のスワイプに正確に反応。メニュー項目の選択はスワイプ、確定はそのままボタンを押し込むだけで、これにより、ドライバーはインフォテイメントの各機能の操作やシフトレバーなどアクセルとブレーキ以外のほとんどの操作をステアリングから手を離すことなく簡単かつ機能的に操作すること可能となっている。

 内装には本革を使用し、「ブラック」「ナッツブラウン」「マキアートベージュ」の3色から選択が可能。また、インテリアトリムにはオールテレイン専用の「ブラッシュドアルミニウム」を採用している。

 エンジンは、2.0リッター直列4気筒BlueTECエンジンを搭載し、最高出力143kW(195PS)、最大トルク400N・m(40.8kgf・m)を発揮する。サスペンションには、マルチチャンバーエアサスペンションAIR BODY CONTROLを採用。AIR BODY CONTROLは車速や走行条件に応じて、ダンピング特性や車高を自動的に調整する電子制御式エアサスペンションで、路面状況、運転状況、乗車人数や積載状況に応じて、減衰力を常に最適に保つ。また、荒れた路面などではスイッチ操作で車高を0mmから35mmまでの範囲で3段階まで選択することが可能となっている。

 また、スイッチ操作1つでエンジンやトランスミッションの特性を切り替えるDYNAMIC SELECTの中に専用の「All-Terrainモード」を設定。All-Terrainモードでは、トランスミッションがオフロードモードに切り替わり、AIR BODY CONTROLが35km/h以下の速度で車高を20mm高くすることで、雪道や悪路での走破性を高める。さらに、COMANDディスプレイに「ステアリング角度」「車高」「前後および左右の車体の傾き」「ブレーキとアクセルの状態」「コンパス」を表示する専用画面を表示する。

 価格は861万円。

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