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2017/09/29

マツダ、デンソー、トヨタが電気自動車の共同技術開発契約を締結

osaki
カーアンドレジャーニュース

 マツダとデンソーおよびトヨタ自動車は、電気自動車の基本構想に関する共同技術開発に向けた契約を締結し、共同技術開発を効率的に進めるために新会社を設立、3社のエンジニアが一堂に会して活動を実施することを決定した発表した。

 マツダ、デンソーおよびトヨタは、市場動向に柔軟かつ迅速に対応するため、幅広いセグメント、車種をカバーできるEVの基本構想に関する技術を共同で開発することに合意。軽自動車から乗用車、SUV、小型トラックまでの幅広い車種群をスコープとし、マツダの「一括企画」や「モデルベース開発」、デンソーの「エレクトロニクス技術」、トヨタの「TNGA」など、各社の強みを持ち寄ることで開発手法そのものを見直すという。

 新会社では、主に以下に取り組む。

  1. ユニットおよび車両についてEVに最適となる性能および機能を規定する特性(コモンアーキテクチャー)を研究
  2. 上記①の特性を実現する各ユニットの搭載および車両としての性能を検証
  3. ②を通して、車種群として考えた場合の各ユニットおよび各車両の最適構想の検討

 今回の共同技術開発に対して、マツダとトヨタは開発資源を等しく負担すると共に、効率的な開発、および既存生産設備の活用を図ることで、各社がリソーセスをクルマ本来の価値追求に注力し、EVを「コモディティ化」させることなく、それぞれのブランド独自の付加価値あるクルマを追及していくとしている。

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