ＫＴグループで横浜ゴム商品を扱う神奈川ハマタイヤ（品田基宏社長）は10月５日と６日、スタッドレスタイヤ新商品の体験試乗会をコーセー新横浜スケートセンター（横浜市港北区）で行った。グループ内４社のトヨタ販売店スタッフを中心に、２日間で約２００人が参加した。

　横浜ゴムは２年ぶりに乗用車用スタッドレスタイヤを刷新し、ｉｃｅＧＵＡＲＤ６（アイスガードシックス）を９月より発売。体験試乗会はこれに合わせ、主に10月から12月という冬用タイヤの短い商機で成果を上げるため、営業スタッフの商品理解を深めることを目的に開催したもの。

　参加者は約30名の小グループに分かれ、まずは県内のリプレイスタイヤの市場環境や冬用タイヤの特徴、点検のポイント、交換時期の目安、進化した新商品の性能などについてレクチャーを受けた。その後、リンクにおりてアイスガードシックス装着車、他社スタッドレスタイヤ装着車（最新モデル、既販モデルの２種）を乗り比べた。

(スケートリンクで氷上性能の向上を体験)

　60ｍ×30ｍの国際規格のスケートリンクには、スラロームの部分と制動を体感するストレートからなる試乗コースを設定され、３タイプのタイヤでそれぞれ２周ずつ走った。

　特に、他社既販モデルは、ステアリングを切った状態でアクセルを踏むとホイールスピンが始まり、コントロールできなくなるのが顕著に感じられ、コースをトレースできないことも。最新モデルの氷上性能／ウェット性能が格段に進化していることを体感できた。

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