横浜ゴムは、11月11日から12日にツインリンクもてぎ（栃木県）で開催されたSUPER GT 2017最終戦のGT300クラスで同社のADVANレーシングタイヤ装着車が3位入賞を果たし、シリーズチャンピオンを獲得したと発表。GT300クラスでのヨコハマタイヤ勢のシリーズチャンピオン獲得は昨年に続き2年連続となり、横浜ゴム創立100周年の年に有終の美を飾った。

シリーズチャンピオンを獲得したのはGOODSMILE RACING ＆ TeamUKYOの「グッドスマイル 初音ミクAMG（ドライバー：谷口信輝選手／片岡龍也選手）」。2位に9ポイント差をつけ最終戦に挑んだ「グッドスマイル 初音ミクAMG」は、予選で片岡選手がコースレコードを更新し、圧倒的な強さでポールポジションを獲得。決勝レースではスタートドライバーの片岡選手が安定した走りでトップをキープし、ミニマム周回数の16周で谷口選手にバトンを渡す。タイヤを4本全て交換したことで一旦は4位に退くものの、谷口選手の猛追により39周目に3位に浮上。その後はミスのない走りで3位を死守し、同チームとして2014年以来となるシリーズチャンピオンを獲得した。

（チャンピオン獲得を喜ぶ谷口信輝選手（右）、片山右京監督（中央）、片岡龍也選手）

なお、同レースではヨコハマタイヤ勢であるPACIFIC with GULF RACINGの「GULF NAC PORSCHE 911（ドライバー：ジョノ・レスター選手／峰尾恭輔選手）」が4位、VivaC team TSUCHIYAの「VivaC 86 MC（ドライバー：松井孝允選手／山下健太選手）」が5位入賞を果たした。

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