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2017/11/17

 NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)、2018年次RJCカーオブザイヤーの各賞を決定

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は11月24日、ツインリンクもてぎ(栃木県)で最終選考会を行い、2018年次RJCカーオブザイヤーの各賞を決定した。

 まずRJCカーオブザイヤー(国産車)は、スズキ・スイフトが受賞。授賞理由は「スイフトシリーズはスポーツやハイブリッドもバリエーションに揃え、幅広いユーザーに対応。特に6速MTのスイフトスポーツは、動力性能、操縦性も優れ、高いスポーツ性を持つ。独自の機構を持つハイブリッドは、5AGSともマッチングしたもので、利点の多いハイブリッドを廉価に提供した」としている。

 輸入車を対象とするRJCカーオブザイヤー・インポートは、ボルボ・V90/V90スロスカントリーが受賞した。ボルボは昨年XC90が同賞を受賞しており、2年連続での受賞となった。授賞理由は「共通の基本構造を用いながらボディバリエーションとサイズの違いにより多様なクルマづくりを可能とする新世代ボルボの第2弾。メカニズムは第1弾のXC90と同じだが、モデルを重ねるごとに錬成度を増していることが評価され、同時に基本構造の有用性が確認された」としている。

 市販車に搭載された技術を対象に選ばれるRJCテクノロジーオブザイヤーは、ホンダ「新型N-BOXの軽量化技術」が受賞。「車体骨格の47%と従来から大幅に増やした高張力鋼板の採用とともに、Bピラーの外板に1180MPaの超高張力鋼板を世界で初めて使うなどしてプラットフォームを旧型より80㎏軽量化。またスポットでなく連続したシーム溶接、フロア周りは高粘度接着剤を併用した面接合技術により軽量化と高剛性を両立した」ことを選出理由としている。

 このほか、今年創業50周年を迎えた光岡自動車の光岡進取締役会長がRJCパーソンオブザイヤーを受賞、またマツダ「初代ロードスターのレストアサービス」とボルボの「クラシックボルボ・リフレッシュプロジェクト」に対して、RJC特別賞が贈られた。

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