カーアンドレジャーニュース > トヨタ博物館「クラシックカーフェスティバルin神宮外苑」開催、多様な動力源を持つ名車が集結
2017/12/08

トヨタ博物館「クラシックカーフェスティバルin神宮外苑」開催、多様な動力源を持つ名車が集結

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 トヨタ博物館(愛知県長久手市)は11月25日、「2017年トヨタ博物館クラシックカーフェスティバルin神宮外苑」を東京・明治神宮外苑で開催した。

 同イベントは、自動車文化の継承・発展とクルマファンの交流を目的に07年より毎年行われており、今年で11回目。今回は、過去を振り返り未来を想う“動力源の遷り変わり”をテーマに、異なる動力源を持つ7台の車両を展示。また、恒例となった一般参加のクラシックカー約100台による銀座中央通りを通過するパレードをはじめ、トヨタ博物館が所蔵するクラシックカーの展示・走行披露、クラシックカーへの乗車体験等、多彩なプログラムを展開した。

 

 開催に先立って行われたオープニングセレモニーでトヨタ博物館の布垣直昭館長は、「電動化、自動運転、コネクティッド等100年に一度の自動車の変革期と言われている今、逆に100年前を振り返って、その当時に生き残りをかけて競い合った多様な動力源の車を展示している。自動車はもともと多様な動力源であったというのを見てもらいたい」と、今回のテーマへの想いを語った。

 テーマ展示では、19世紀後半に世界最初と言われるガソリン自動車「ベンツパテントモトール(レプリカ)」をはじめ、1901年に世界最大の生産台数を誇ったアメリカの蒸気自動車「ロコモビルスチームカー」、戦中・戦後のガソリン不足に対応し「薪ガス発生装置」を搭載した「トヨタBM型トラック」から、次世代の燃料電池車「トヨタMIRAI」に至るまでの変遷を展示した。

 

(アメリカの蒸気自動車「ロコモビルスチームカー」(左)、多様な動力源の遷り変わりを展示)

 また、クラシックカーに乗車して記念撮影ができる乗車体験は、1914年のアメリカ製フォードモデルTツーリング、アメリカ初のサブコンパクトカー・ナッシュメトロポリタン、1972年に1600㏄ながら最高速度185㎞を誇ったロータスエランS4と、その当時を代表するモデルが並び、大勢の来場者が携帯を片手に催しを楽しんだ。

週刊Car&レジャーについてはこちら→http://www.car-l.co.jp/

Facebookで更新情報をチェック!