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2017/12/19

トヨタ、ガズーレーシングフェスティバル

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 トヨタガズーレーシングが届ける年に一度の感謝祭、トヨタガズーレーシングフェスティバル(TGRF)が12月10日、静岡県・富士スピードウェイで行われた。WRC、WEC、スーパーGT、スーパーフォーミュラなど内外ガズーレーシング参戦カテゴリーのドライバーとマシンが一堂に集い、4万2500人の来場者に向け、モータースポーツの迫力や楽しさ、魅力を存分に分ちあった。

 トヨタガズーレーシングのファンに向け、国際レーシングコースやドリフトコース、ジムカーナコース、ショートサーキット、パドック…富士スピードウェイのほぼ全施設を使って、モータースポーツの迫力やクルマの楽しさを届けるとともに、語らいの場も提供した。

 メインストレート上で行われたウェルカムセレモニーでは、50名を超すドライバーを含む参加者が整列。ガズーレーシングカンパニー・友山茂樹プレジデント(トヨタ自動車専務役員)の「スタート・ユア・エンジン!」の合図でストレート上の3台の競技用車両が一斉に咆哮し、イベントの幕が開いた。

 レーシングコースでは、ネッツカップ・ヴィッツレースの特別戦(各地域の上位が出場する日本一決定戦)をはじめドリフトデモ走行、レーシングカー同乗体験、新旧レース/ラリー車両のデモランが行われた。〝トヨタワークスマシン〟の原点ともいえるトヨタ7や、WECの先駆〝車〟であるTS010、トムス85C-Lなどの雄姿も拝めた。一方、18年年ぶりに復帰を果たしたWRCの参戦車両、ヤリスも凱旋走行。かつてのワークスマシン、グループA仕様のセリカGT-FOURと、スバル・インプレッサWRCが華を添えた。

 一方、パドックエリアではラリー競技を再現。スタート台から1台ずつ第1SS(スペシャルステージ、ドリフトコース内)と、パドック内の第2SSそれぞれ2回ずつタイムアタック。FF、FR、4WDの走りの違いを披露した。

 ショートサーキットでは、市販タイヤの性能や違いを体感できる「ワクワクポテンザドライブ」や、ドリフトコースでの「ドリフト車同乗体験」、広大な駐車場を利用して「ダカールマシン(日野・レンジャー、トヨタ・ランドクルーザー)同乗体験」「カート(大人用/子ども用)試乗体験」「新スポーツカーGR比較試乗」など、参加体験型イベントが中心に行われた。また、ジムカーナコースでは約50クラブ500台以上の新旧モデルが一堂に会する、オーナーズクラブミーティングも開催され、愛車について語り合う場も設けられた。

 

(段差通過もお手のもの日野・レンジャー(左)、SSを攻めるスバル・インプレッサ)

 さまざまな形で、モータースポーツやクルマの楽しさが感じられる1日となった。「クルマが家電のように日用品になるといわれるが、そうは思えない。クルマはもっと楽しく、希望を与える存在になっていく。そのためにガズーレーシングは徹底的に挑戦していく(友山プレジデント)」。短いシーズンオフを挟み、年明けから18年シーズンが始まろうとしている。

■シリーズチャンピオンは近藤に!(86/BRZレース)
 今季の86/BRZレースのプロフェッショナルクラスは、王者決定がシリーズ最終戦までもつれ込み、その決戦の場がTGRFとなった。

 このレースは大規模な車両改造ができず実力伯仲かつ緻密なレースになっており、それを象徴するかのように、前日の予選では上位23位までがコースレーコードを更新。上位13位までがタイム差1秒以内で、スターティンググリッドを分けることになった。

 10周の決勝は、王者を争う近藤翼(神奈川トヨタ☆DTEC86R)と青木孝行(ケーエムエスフェニックス86)の直接対決に、服部尚貴(OTGDL86)、谷口信輝(KTMS86)ら巧者が絡む最終戦にふさわしい展開になった。

 予選1位の近藤がトップに立ったものの、徐々に青木に詰め寄られ4周目に青木がトップへ。さらに「終盤はシフトの入りがなってきた(近藤)」と、レース後半は谷口の追撃にさらされることに。それでも近藤は2位を死守。薄氷を踏む思いでチャンピオンを手に入れた。参戦チームの神奈川トヨタ自動車は、86/BRZレース創設時から参戦しており、待望のシリーズチャンピオン獲得となった。

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