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2018/02/23

リタラクタブルハードトップを備えた2+2シーターオープンモデル「フェラーリ・ポルトフィーノ」日本初公開

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

フェラーリ・ジャパンは2月19日、リトラクタブルハードトップを備えた新型オープンモデル「ポルトフィーノ」を日本初公開した。希望小売価格は2530万円からで、受注を開始している。

 新型車は、2+2シーターボディを備えた「カリフォルニアT」の後継モデルとして、広いトランク、ゆとりあるコクピットスペース、多用途性や快適性に、フェラーリならではの並外れた動力性能を追求して開発された。

 パワートレーンは、V型8気筒3・9ℓターボエンジン(最高出力441kW/最大トルク760Nm)に7速DCTを組み合わせ、時速0-100㎞加速3・5秒、最高時速320㎞というフェラーリの名にふさわしい圧倒的な走行性能を実現している。

 搭載されるエンジンは高強度アルミ合金ピストンや低回転質量によって、流体力学特性を改善するフラットプレーン・クランクシャフト、コンパクトな低慣性タービン、各シリンダーの排気パルスの干渉を軽減して圧力を高めるツインスクロール・テクノロジー、圧力波最適化のためにパイプ長を揃えた一体鋳造エグゾーストマニホールド等により、フェラーリが誇るゼロターボラグの伝統を継承する。

 さらに、新開発のアルミニウム製シャシーの採用により、従来からねじれ剛性を35%向上。ボディやリトラクタブルハードトップ機構、シート構造、エアコン、エンジンなど細部まで軽量設計を行い、カリフォルニアTから80㎏の軽量化を達成した。

(スポーティかつエレガントなインテリア)

 インテリアは、ハイテクな要素と素材をハンドクラフトで仕上げ、スポーティかつエレガントな雰囲気を演出。ダッシュボード中央には10・25インチのタッチスクリーンディスプレイを備え、マグネシウム構造を採用したシートを装着するほか、シートバックは従来からコンパクトになり後席の足下スペースはカリフォルニア Tから拡大され、居住性にも配慮された。

 また、新設計のリトラクタブルハードトップは14秒で開閉でき、低速であれば走行中でも操作が可能。ラゲッジスペースの容量は閉じた状態で292?を確保し、中型のスーツケースをオープン時には2個、クローズ時には3個収納可能となっている。

 

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