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試乗
2018/03/28

JAIA試乗、高い走行性能、多彩な機能 輸入車ならではの魅力を実感!!

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

日本自動車輸入組合(JAIA、ペーター・クロンシュナーブル理事長)では、加盟各社が取扱う最新モデルを一堂に集めた試乗会を1982年から毎年1回開催。第38回を迎えた今回は2月6日から8日まで、大磯プリンスホテル(神奈川県)を起点に開催された。今回は16社(23ブランド)から77台の最新モデルが集まり、自動車ジャーナリストや評論家、各種メディア編集者等、延べ447人(87媒体)が参加。その2回目の試乗レポートをお届けする。

●高い運動能力と長距離に応えるGTの素質を両立(ポルシェ・マカンGTS)

 911に代表されるピュアスポーツカーを製造するメーカーとして、世界中に熱狂的なファンを持つポルシェ。ミドルサイズSUV「マカン」はクーペを思わせる流麗なフォルムに、911のDNAを継承する走行性能を融合させたモデルとして、2014年の登場以来高い人気を誇っている。

 今回試乗したGTSはノーマルとターボの中間グレードに位置し、エンジンはV型6気筒3・0ℓツインターボ(最高出力360PS/最大トルク500Nm)を搭載する。

 時速0—100㎞加速5・2秒という性能は高速の合流や追い越しでその実力を如実に体感でき、登坂路では登り坂であることを感じさせないほどの加速を見せる。一方、ゆっくりとしたアクセルの踏み方ではトルク発生はおだやかで、街乗りの速度域での扱いやすさも印象的だ。

 乗り味は一般的なSUVより硬めに仕上げられているが、路面の継ぎ目等も上手にいなしてフラットライドを実現し、長距離ドライブにも応えるGTカーとしての素質も備える。ワインディングでは素直なハンドリングと路面に吸い付くような剛性感の高さを味わえ、意図したラインを正確にトレースする。

 だが、マカンGTSの特筆すべき点はブレーキ性能で、ターボにも搭載されているユニットによって狙った位置から遅れることなくクルマを減速させる。約2tの車重を感じさせない応答性の高さはスポーツカーそのものといって差し支えなく、ポルシェの名にふさわしい動力性能を実現していた。

●意外なほど軽快な走り!理屈抜きで楽しい車「レンジローバー・イヴォーグコンバーチブル」

 数あるSUVの中でも、レンジローバー・イヴォークは強烈な個性を放つ1台だが、さらにこれをオープンにしたカブリオレは、他の追随を許さない突き抜けた存在といえるだろう。ルーフを閉じた状態は流麗な3ドアクーペSUVといった佇まいだが、オープンにすると印象が一変するから面白い。もはや斬新としか言いようがないスタイルで、理屈抜きで楽しいクルマ。街中で目立つことは間違いない。

 今回試乗したのは18年モデルから新たに加わったディーゼルエンジン仕様。搭載するのは「インジニウム」と名付けられた新世代の2リッター直4ディーゼルターボで、最高出力180PS、最大トルク430Nmを発揮する。

 試乗してみると、意外なほど軽快な走りに感心させられる。イヴォーク
コンバーチブルは車両重量2tを超え、コンパクトSUVとしては重いクルマだが、低回転域から力強いトルクを発揮しスムーズに加速。新世代ディーゼルらしくそこから先も軽やかに吹け上がり、高速域まで一気に加速し、心地良いドライブが楽しめる。

 足回りはやや堅めだが、シートがしなやかなこともあって乗り心地も悪くない。ステアリングの反応も穏やかなので、オープンでゆったりと流すのにも最適だ。街中から長距離クルージングまで、あらゆるシーンで楽しめる好モデルである。     

(鞍智 誉章)

 

●ファミリーにも通用するハイパフォーマンスカー「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」
 フラッグシップの座は〝ゴルフR〟に譲ったものの、ベースモデルとは一線を画すホットバージョンであり続けるのがこのゴルフ GTIだ。スポーツカー専用のアウトバーン追越し車線を、スポーツカーと対等に走る何の変哲もない2BOX…そうした〝ホットハッチ〟が、初代から現行モデルまで脈々と受け継がれるのもうれしい限りだ。

 高性能マシンでありながら、これ見よがしに外観を飾り立てないところもGTIの美点のひとつ。ベースモデルとの違いは、フロントグリルの赤いストライプ、18インチホイールと赤いブレーキキャリパー、リヤの2本出しテールパイプ等々…。エンジンフードの下には、最高出力230PSの直列4気筒2・0ℓターボエンジンが収まる。

 一方、インテリアは伝統のチェック柄シート、ゴルフボール型シフトノブ(MTのみ)、レッドステッチのステアリング等で、スポーティムードを醸し出す。

 

 試乗車は6速MTだったが、ハイパフォーマンスモデルにありがちな扱いにくさは微塵もない。1500回転でトルクのピークを迎え、常に最大トルクで走るよう。状況次第ではシフトダウンなし、踏み増しだけで再加速も可能だ。無論230PSを受け止める足回りは、しっかりしているが身体に響く〝角〟がなく、これなら同乗者から不興を買うこともなさそう。
 ゴルフが持つ実用性と利便性に〝非日常的な走り〟も味わえる。おとなしめな外観は乗るシーンを選ばない。6速DSG(AT)も設定されており家族の1台でも通用するハイパフォーマンスカーだ。 

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