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2018/03/28

東京トヨペット,豊玉店リニューアルオープン

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 東京トヨペット(大原一夫社長)は3月8日、建て替えを終えた新車店舗「豊玉店」(山﨑浩一店長)の竣工式を行い、同月10日に営業を開始した。店舗の耐震・エコ化を進めている同社は、昨年末の「井荻店」、今年に入り「馬込店」「浜田山店」がエコ店舗としてリニューアル。昭和45年に開設し、48年の歴史を刻んできた豊玉店も今回の建て替えにより、先進の省エネ設備を導入した「環境負荷の低減、地域にやさしい」店舗に生まれ変わった。

(竣工式のテープカットセレモニー。正面左が大原社長)

 豊玉店は、都内練馬区、環状七号線と目白通りの交差点から少し南下した環七外回り沿いに立地。しかしこの通りからの視認性が「街路樹に阻まれて決して良好とは言えず、かねてから課題となっていた」と山﨑店長。そこで同店では、LED照明を効果的に使った特別な外観デザインを導入。白い帯状の軒先と建屋入り口の両側支柱をLED照明にすることで、ドライバー目線で気づきやすくする効果を狙った。加えて、屋上に大型の看板、店舗入り口には大きなINサインの案内板を設けたことで「格段に視認性が良くなり、店舗前を通るお客様の視界に必ず入るお店になった」と話す。

 また、屋外には夜間のライトアップも可能な展示場を設け、24時間、新型車等をアピール。店舗への入り口車路も拡張し、来店客がスムーズに出入りできるよう取り回し性も改善した。

 通りに面したショールームは、来店目的に合わせたゾーン分けや滞在時間を快適にするオリジナル什器類の配備、さらにはボーネルンド社製キッズコーナー、独立した授乳室等、女性からファミリーまで誰もが安心して利用出来るよう設計されている。

 

 一方、5ストールを完備するサービス工場が配された店舗奥側は、近隣への騒音対策として防音壁を設置し、壁面緑化をすることで景観にも配慮した。また、同側出入り口にはクイックシャッターを採用し、騒音・臭気漏れ抑制に加え従業員の冬の寒さ対策も行った。(写真右:店舗北西側は防音壁になっており近隣に配慮

 この従業員の働きやすい環境づくりも、東京トヨペットが店舗をリビルドする際に掲げているテーマで、バックヤードには十分な広さの更衣室や浴室、カフェ風に設えた休憩&コミュニケーションスペースも完備。オンとオフ、メリハリのある仕事ができる職場環境を整えている。

 もちろん最新のエコ店舗として、トヨタ自動車が開発したエネルギーマネジメントシステムを導入。また、ショールームは災害・緊急時の拠点にもなれるよう地域への貢献を見据えた備えもされおり、帰宅困難者100人が3日間過ごせる飲料水や保存食を備蓄。災害時には日赤東京支部の救護ステーションとして、店舗を提供することにもなっている。

【豊玉店】▽所在地=東京都練馬区豊玉北3—16—17 ☎03—3994—2511 ▽営業時間=10:00〜18:00(火曜定休)

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