トヨタ・８６とスバル・ＢＲＺのワンメイクレース、トヨタガズーレーシング８６／ＢＲＺレースが４月１日、三重県・鈴鹿サーキットで開幕する。昨年、プロフェッショナルシリーズで悲願のチャンピオン獲得を果たした、神奈川トヨタＤＴＥＣチームマスターワンは、ディフェンディングチャンピオンとして参戦６シーズン目を迎える。（写真右：市川英治社長）

　今季の参戦体制発表会が３月15日、神奈川トヨタ自動車本社で行われ、昨季と同じく近藤翼選手と小河諒選手の両名に、ステアリングを託すことが発表された。

　チーム体制はチーム総監督が市川英治社長、チーム監督が磯貝敏一取締役、プロジェクトリーダーが額田信明氏、エンジニアはマスターワンの横田浩之店長が中心となり、他のメンバーはレースごとに同社の精鋭、エキスパートエンジニアから選抜し派遣される。車両開発〜メンテナンスからレース運営まで、全てを自社で行う

〝ディーラーワークス〟体制も変わりはない。

　チーム総監督である市川社長は「今年は非常に難しいけど、２連覇を狙います。その中で二人のドライバーが１─２フィニッシュの場面をたくさん作ってほしい」と抱負を語った。

　ドライバーの近藤翼選手は「今年も小河選手とチームと協力して、チャンピオンを獲りたい」と連覇を宣言。　一方、小河諒選手は「翼選手は少し年上ですけど、フランクに接してくれてピリピリしたムードもない」と、２年目を迎える両ドライバーのコンビネーションも良好だ。

　８６／ＢＲＺレースは、全国７カ所のサーキットを転戦し、10月下旬まで戦いが続く。

（カー№１は前年のチャンピオンの証）

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