神奈川トヨタ自動車（市川英治社長）は３月28日、スポーツカーブランド「ＧＲ」とトヨタガズーレーシングの地域拠点、ＧＲガレージ　マスターワン　東名川崎（川崎市宮前区）の営業を開始した。県内唯一のＧＲガレージとして、まずはこのほど商談受付を開始した限定販売のトップモデル、ＧＲＭＮの販売に対応する。さらに、第２期工事も進め、グランドオープンを目指す（８月予定）。

　同社は２００１年、カスタマイズ専門店「マスターワン」を開設、レース車両製作やモータースポーツ活動支援、自社カスタマイズブランド（ＤＴＥＣ）を開発し、販売と整備の枠を超え、顧客のクルマを「作る」「揃える」「楽しむ」「良くする」というニーズに幅広く応えてきた。ＧＲガレージはこのマスターワンが前身となっている。

　「町いちばんの楽しいクルマ屋さんというＧＲガレージのコンセプトに17年前から取組み、具現化したのがマスターワンだと思う。この実績を活かし、名実共に日本一のＧＲガレージを目指したい」と、市川社長(写真右上)は開業の抱負を語った。

　また、同店の横田浩之ゼネラルマネージャーは「名称や看板は変わるが、マスターワンで培った技術やマインドは変わらない。新たなことにチャレンジし、お客様に最高のクルマ遊びと、人とは違う満足を提供するよう努めます」と力強く決意表明を行った。

【店舗概要】所在地＝神奈川県川崎市宮前区土橋１—15—５▽☎０４４—８７０—８３１１▽営業時間＝10〜19時▽定休日＝火曜日、第１・３月曜日▽スタッフ数＝横田ＧＭを含め６名

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