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2018/06/04

ポルシェ、ブランド初のEVを2020年に日本導入

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 ポルシェジャパンは5月28日、ポルシェ70周年を記念した各種施策の概要や、今後の商品展開を発表した。

 挨拶に立った七五三木(しめぎ)敏幸社長は、2016年に発表した「魅力的なモデル提供による消費の刺激」「PHEVのさらなる拡大、EV(電気自動車)の導入」「スポーツドライビング体験の提供」の〝三つの約束〟に沿って説明した。

 「消費の刺激」については、17年度は新型パナメーラ等の効果で16年度を上回る6923台を出荷し、09年の3214台から215%増を記録。毎年成長を続けていると述べた。

 「PHEV」のさらなる拡大については、パナメーラのPHEV比率が16年の14・7%から30%に増加。また、20年にはブランド初のEV「ミッションE」の日本導入決定を報告した。

(7月に発売される新型カイエン)

 ミッションEは4ドア、4セパレートシートを採用し、600PSのシステム出力により、時速0-100㎞加速は3・5秒未満というスーパーEVスポーツ。しかも、最大航続距離は500㎞、充電15分で400㎞の走行を可能とし「ポルシェならではのドライビングプレジャーと、高い実用性を兼ね揃えたEV」とアピールした。

 「体験の提供」については、カレラカップやGT3カップチャレンジなど参加型モータースポーツへのサポートを継続的するともに、今後ポルシェの性能を体感できる施設「エクスペリエンスセンター」の国内設置を検討していると語った。

 さらに、6月上旬の販売店イベントを皮切りに、6月16日~17日に富士スピードウェイでオーナー&ファン向けイベント、7月16日にキャンプイベント、7月21日に新型「カイエン」を発売する。

 また、ポルシェ70周年特別広告企画として、広告面面積が約3・55㎡の新聞折り込み広告を会見で公開。これがギネス記録として認定され、七五三木社長に認定書が授与された(トップ写真)。

(ギネス記録となった広告面面積が約3・55㎡の新聞折り込み広告)

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