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2018/06/08

ボッシュグループ年次記者会見、17年度売上高は前年比10%増の2950億円

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 ボッシュは6月6日、都内のボッシュ本社でボッシュグループ年次記者会見を開催し、日本国内での17年度売上高は前年比10%増の2950億円になったと発表した。(トップ写真:クラウス・メーダー社長と森川典子取締役副社長)

 好調に推移した要因は、日本国内の売上高の大部分を占めるモビリティソリューションズ事業が順調に拡大したこと。パワートレイン関連や先進安全運転支援分野を含むセーフティーシステム向け製品の取引拡大が売上増加に貢献したことに加え、産業機器テクノロジー事業では医療品向け検査・包装機器の売上増加、アジアの景気回復を受けた産業機器の駆動装置向け製品の売上増加なども好調要因となった。

 なお18年も引き続き、モビリティソリューションズ事業の堅調な拡大が見込まれることから、売上高は3%から5%程度増加するものと予想。第一四半期の売上高は前年同期比で6%増加し、順調な滑り出しとなっている。

 席上、同社クラウス・メーダー社長は「現在、私たちを取り巻くビジネス環境は、大きな変革期を迎えています。コネクティビティがさまざまな業界に変化をもたらそうとしており、特にモビリティの分野では、コネクティビティの他に、自動化、電動化、モビリティ・サービスのトレンドがここ数年で大きく進化しました」と挨拶。「ボッシュは、こうしたトレンドの前進を後押しするテクノロジーが日本の皆様の生活に貢献するよう努めております」とコメントした。

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