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2018/06/20

SUBARU、フォレスターフルモデルチェンジ!初のドライバーモニタリングシステム、e-ボクサーユニットを採用

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 SUBARU(スバル)は6月20日、フルモデルチェンジした新型フォレスターを発表。スバルグローバルプラットフォームの採用により、使いやすく乗員全員が心地良いパッケージングと、クラストップレベルの衝突安全性能・危険回避性能を持ち、ドライバーの意志に忠実なハンドリングと快適な乗り心地を実現。さらに同社初の「ドライバーモニタリングシステム」や、電動アシストを持つユニット「e─ボクサー」を採用した(発売は7月19日、e─ボクサーは9月14日から)。

 すでに、国内では5月中旬から先行予約を受付け、ドライバーモニタリングシステムとe─ボクサーを搭載するグレード、アドバンスが全体の4割を超えており、同社の先進技術に高い関心が集まっている。

■内外装デザイン

 エクステリアは、スバル共通のデザイン〝ダイナミック×ソリッド〟により、SUVらしい逞しさや機能性を感じられるデザインを追求し、それらをモダンキュービックフォルムで表現した。 インテリアは、機能的かつ操作性に優れたレイアウトを実現。インストルメントパネルとコンソールを連続させることで、SUVらしい力強さに加え、ゆとりと開放感を表現している。

■パッケージ&ユーティリティ

 全長4・625m×全幅1・815mの扱いやすいサイズに、乗員全員が快適に過ごせる広い室内空間を持ち、気軽に出かけたくなる使い勝手や装備を採用した。
 ステアリングを可変ギアレシオとし、低速時の取回しを向上させると共に、最小回転半径を5・4mに抑えた。

 ラゲージルームはスクエアな形状で、開口幅は歴代モデル最大の1・3mを確保。パワーリヤゲートの駆動ユニットをゲートステーに内蔵することで、荷室をより広く使えるようにした。リヤゲート閉と同時に、全ドアが施錠されるロック機構を採用。さらに、荷室内の電源、フック、照明の配置を見直し、利便性が大幅に向上した。

 また、後部ドア開口部のステップ形状を変更し、乗降時だけでなくルーフレールへの荷物固定時や、洗車時の足場としても活用できるようになった。

■総合的な安全性能

《0次安全》
 走り出す前からの安全対策〝0次安全〟では、アイポイントを高くし見晴らしを良く、なおかつピラー形状の最適化で死角を減らし、優れた視界を確保した。

《走行安全》
 新プラットフォームの採用により、操舵に対しクルマがリニアに反応することで〝車高の高さ〟を感じさせない。また、アクティブトルクベクタリングを全車標準装備し、ライントレース性と危険回避性能を向上させた。

《予防安全》
 アイサイトツーリングアシストを全車に標準装備した。全車速追従機能付クルーズコントロールに加え、車線中央維持機能と先行車追従操舵機能をフォレスターとして初めて採用。また、助手席側ドアミラー下部のカメラで、死角が多い助手席側前方を確認できるサイドビューモニターも全車に標準装備した。

 同社初採用の「ドライバーモニタリングシステム」は、ディスプレイのバイザー部の専用カメラでドライバーを監視し、居眠りやわき見が推定されると、表示と警告音でドライバーに注意喚起する。

《衝突安全》
 歩行者保護エアバッグを全車標準装備。フロントガラスとAピラーの下端をエアバッグで覆うことで、歩行者頭部へのダメージ軽減を図る。

■二つのパワーユニット

 新開発の直噴2・0ℓエンジンにモーターアシストを持つ「e─ボクサー」(写真右)を新採用した。モーターの力強いアシストにより、ガソリン車を上回る力強い加速を発揮する(WLTCモード燃費〈平均〉=14・0㎞/ℓ)。

 もう一つの直噴2・5ℓ自然吸気エンジンは、直噴化をはじめ約90%の部品を見直すことで燃費と、実用域でのトルクアップを果たした(同〈平均〉=13・2㎞/ℓ)。駆動方式は全車アクティブトルクスプリットのAWDで、X─モードは制御を最適化し、悪路走破性を向上させた。

【価格】[e─ボクサー]アドバンス=309万9600円[2・5ℓガソリン]プレミアム=302万4000円▽ツーリング=280万8000円▽X─ブレーク=291万6000円

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