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2018/06/25

トヨタ、ル・マン24時間レース優勝報告会

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 トヨタは6月21、「第86回ル・マン24時間レース」で悲願の1-2フィニッシュを飾った中嶋一貴選手と小林可夢偉選手、GRモータースポーツ開発部の小島正清部長による報告会を開催した。合わせて、同社東京本社の関係者にも勝利を報告した。

 報告会でル・マンを制した心境を報道陣から聞かれた中嶋選手は、「今は本当にほっとしたという気持ちが大きい。ル・マンに参戦するようになって7回目、たくさんのことがありました。悔しい気持ちや厳しい経験をしてきましたが、それを勝利という形で乗り越えることが出来たのでほっとしています」と話した。

 また小林選手は、「レースは非常に長くて厳しいものでした。見ていた方は、余裕の展開だったと思われるかもしれないが、プレッシャーは非常に大きかった。その中で、しっかりレースをするのは楽しい反面、楽しんでいいのかなという難しい瀬戸際を行ったり来たりしながら走りました」と述べた。加えて、レース直後に風邪を引いたことを明かし、大きなプレッシャーから解放されたからだと説明した。

 今季残りのレースへの抱負に対して中嶋選手は、「これがゴールだとは思っていません。今の一番の目標はシリーズチャンピオンを獲ること。次は8月のシルバーストーンから始まりますが、しっかり地に足をつけて残りのレースに挑みます」と、意気込みを語った。

 また小林選手は、「スーパーシーズンなので先はまだまだ長いし、チームとさらに良い関係を築いて、一つでも多く優勝できるように頑張って走りたい」と話した。

 報道陣への報告会が終わると、社内向けの優勝報告会が行われ、中嶋選手と小林選手は大勢のトヨタ社員に囲まれ笑顔を見せていた。

 

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