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2018/06/26

救急自動通報システム「D—Call NetⓇ」の本格運用開始

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク(HEM—Net)、トヨタ自動車、本田技研工業、日本緊急通報サービス(ヘルプネット)はこのほど、2015年11月より試験運用している救急自動通報システム「D—Call NetⓇ」の体制を整備し本格運用を開始した。

 試験運用開始当初、9道県で10病院(ヘリ9機)であった協力病院は現在、31道県42病院(ヘリ37機)にまで拡大し、全国61カ所のドクターヘリ基地病院の約7割に相当する規模となった。今後は協力病院のさらなる拡大を図ると共に、病院のデータ配信方法についても順次改良を加えていくことで、より効果の高いシステムへと進化させていく。

 さらに、ヘルプネットに加え、新たにサービスプロバイダーとして、ボッシュサービスソリューションズ㈱と、㈱プレミア・エイドの2社がD—CallⓇNetアに参画し、サービス開始に向けて準備。車両のコネクティッド化が急速に進む中、今後は日本全国の取組みとして、輸入車を含め対応車種をさらに拡大していく。

 D—Call NetⓇは、一般的にAACN(アドバンスド・オートマチック・コリジョン・ノティフィケーション=自動衝突通報)と呼ばれる、車両のコネクティッド技術を活用した救急自動通報システムの一つで、交通事故発生時の車両データを国内の事故データ約280万件をべーすとしたアルゴリズムに基づき自動で分析、死亡重症確率を推定する。

 消防本部や協力病院に通報することで、ドクターヘリやドクターカーの早期出動判断につなげ、交通事故での救命率向上を目指している。

【各社のD—Call NetⓇ搭載実績(18年6月15日)】
▽トヨタ(車載型)=9万6000台(アルファード)/ヴェルファイア等▽レクサス(同)=7万7000台(LS、LC、RX等)▽ホンダ(携帯電話利用型)=27万8000台(アコード、フィト、オデッセイ、ヴェゼル等)

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NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク(HEM—Net)、トヨタ自動車、本田技研工業、日本緊急通報サービス(ヘルプネット)はこのほど、2015年11月より試験運用している救急自動通報システム「D—Call Net」の体制を整備し本格運用を開始した。

 試験運用開始当初、9道県で10病院(ヘリ9機)であった協力病院は現在、31道県42病院(ヘリ37機)にまで拡大し、全国61カ所のドクターヘリ基地病院の約7割に相当する規模となった。今後は協力病院のさらなる拡大を図ると共に、病院のデータ配信方法についても順次改良を加えていくことで、より効果の高いシステムへと進化させていく。

 さらに、ヘルプネットに加え、新たにサービスプロバイダーとして、ボッシュサービスソリューションズ㈱と、㈱プレミア・エイドの2社がD—CallNetアに参画し、サービス開始に向けて準備。車両のコネクティッド化が急速に進む中、今後は日本全国の取組みとして、輸入車を含め対応車種をさらに拡大していく。

 D—Call Netは、一般的にAACN(アドバンスド・オートマチック・コリジョン・ノティフィケーション=自動衝突通報)と呼ばれる、車両のコネクティッド技術を活用した救急自動通報システムの一つで、交通事故発生時の車両データを国内の事故データ約280万件をべーすとしたアルゴリズムに基づき自動で分析、死亡重症確率を推定する。

 消防本部や協力病院に通報することで、ドクターヘリやドクターカーの早期出動判断につなげ、交通事故での救命率向上を目指している。

【各社のD—Call Net搭載実績(18年6月15日)】

▽トヨタ(車載型)=9万6000台(アルファード)/ヴェルファイア等▽レクサス(同)=7万7000台(LS、LC、RX等)▽ホンダ(携帯電話利用型)=27万8000台(アコード、フィト、オデッセイ、ヴェゼル等)

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