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2018/06/27

自販連・東京都支部、不正改造車防止研修会を実施

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 日本自動車販売協会連合会(自販連)東京都支部の整備委員会は6月14日、国際オリンピック記念青少年総合センターの国際会議室(都内渋谷区)を会場に、平成30年度の「不正改造車防止研修会」を開催した。

 研修会には、会員である各販売会社から約100名が参加。会に先立ち、整備委員会の山口滋己委員長(写真右:関東マツダ社長)が挨拶し、不正改造車防止への取組みは、コンプライアンスの遵守、コーポレートガバナンスを強化することにもつながるとし、排除への徹底を促した。

 講演は2部構成で、まず関東運輸局東京運輸支局陸運技術専門官の油屋総一郎氏が登壇。33の自動車関係団体等からなる「不正改造車を排除する運動」をベースに、その取組みを紹介。登録後の二次架装の防止、不正改造となるような整備依頼があった場合の対処法等の説明に加え、運輸支局の取組みとして、街頭検査・軽油抜き取り調査をしていること等も紹介した。また、不正改造車両で多い違反箇所等も写真資料を交え、詳細に説明した。

 後半は、日本事務器の新谷敏郎氏を招き、「サイバー攻撃からお客様の情報を守るために必要な意識」について講演が行われた。講演は情報漏洩の現状説明にはじまり、情報セキュリティに対する自己診断やチェックポイント、情報漏洩の原因、法の制定・改正のポイント等、「個人情報を守るために行うべき対策と心構え」が分かりやすく紹介された。

 閉会にあたり、自販連・東京都支部を代表して髙橋哲哉専務理事が「参加者の皆様には、本講演の内容を持ち帰り、社内への啓発を進めていただきたい」と述べ、会を締めくくった。

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