ダイレクトカーズは、プレミアムワゴンシリーズの派生モデル「フューチャーフリーワゴン」（写真右、ジャパンキャンピングカーショー2018撮影）を出展。ユーザーからの「キッチンやコンロは省きたい」との声を反映し、広い室内を自由にレイアウトできる車中泊モデルとして誕生した。

　同車のベースとなるハイエースバンのロングボディ（スーパーＧＬ）は、もともと商業用バンの「Ｎ１」クラスだが、国土交通省の安全基準をクリアし、「Ｍ１」クラスへの変更を実現。４ナンバーから５ナンバー（標準ボディ）、１ナンバーから３ナンバー（ワイドボディ）の乗用登録を実現した。

　これにより、車検が２年ごと（新車の場合は初回３年）になる他、ワイドボディの場合はＥＴＣの料金が中型から普通乗用車になるといったメリットが享受できるようになった。

（座席数やシートタイプを自由に選べ、マルチな使い勝手を実現）

　室内レイアウトは４〜９人乗りの間で、座席数やシートタイプを自由に選べる。例えばアルヴェルエースのようなキャプテンシートを搭載したグランドキャビンや、多人数乗車かつ広大なカーゴスペースを持つトランスポーターやコミューターのようなカスタマイズも可能だ。

　さらに、潜在的なニーズが多いという車中泊モデルでの両側スライドドアや、ディーゼル４ＷＤの選択ができるのも大きな魅力といえる。

「車両スペック」ベース車両：トヨタ・ハイエース　スーパーロング・ワイドボディ・ミドルルーフ
乗車定員／就寝人数：３〜９名／３名　
登録ナンバー：３　
全長×全幅×全高：４８４０㎜×１８８０㎜×２１０５㎜　
価格：３７９万円〜（税抜）

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