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2018/08/09

ドライビングフェスタ2018開催、86/GRシリーズのポテンシャルを体感

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

KTグループの車両販売店4社──神奈川トヨタ自動車、トヨタカローラ横浜、ネッツトヨタ横浜、ネッツトヨタ湘南──は7月29日、静岡県・富士スピードウェイ内ドリフトコースでユーザー参加型イベント、ドライビングフェスタ2018を開催。各社の86、GRシリーズのオーナーのうち抽選で約100組が、クローズドコースで愛車のパフォーマンスを体感した。

このイベントはこれまで86ミーティングとして、86オーナー向けに6回開催されてきた。販売店に置かれるカスタマイズコーナーがエリア86からGRガレージに変わったこともあり、今年はGRシリーズやG‘sのオーナーにも参加対象を拡大。約半数がGR系モデルで占められた。

参加者は、240mのメインストレートを持つドリフトコース内に設けられたスラローム走行、定常円走行、急加速とフルブレーキング、そしてタイトコーナーリングのセクションを3周走行できる。

当日は、台風通過の余波で強い雨が断続的に降る天候だったが、むしろ〝またとない〟ウェットコンディションとして、参加者からは歓迎する声も聞かれた。

(ウェットとあってFRの86はテールが流れる)

参加者のもう一つの楽しみは、レーシングドライバーとの同乗体験だ。神奈川トヨタの86ワンメークレースのドライバーとしておなじみの近藤翼選手と小河諒選手、菊地靖選手の3名がヴィッツGRMN、86GR、86スーパーチャージャーの3台に分乗。同じコースで〝プロの走り〟を披露した。

ウェット路面をものともせず、滑るクルマを巧みにコントロール。抽選で同乗の機会を得た参加者は、そのマシンコントロールを助手席でつぶさに観察できるまたとない機会となった。

こうした大規模な走行会ながら、企画から運営まですべて4社の社員で行っているのもこのイベントの特徴。「これまでのノウハウが蓄積され、各社のスタッフが自主的に動き結束している(㈱KTグループ・二ノ宮正光専務)」という。また「今回からGRシリーズのオーナーも参加可能となり、この体験がもっと多くの人にクルマを楽しむきっかけになってもらえば(同)」という願いも込められている。

ユーザーの裾野の広さという意味では、ベテランドライバーの岩井洋子さんも、年に一度のこの日を楽しみにしている一人。さすがにステアリングはご子息に委ねたが、トラクションコントロールオフで大きくテールスライドする愛車86の性能を助手席で堪能。「楽しかったです。84歳だからドリフトはちょっとね。20歳若ければ走りたい(岩井さん)」と元気そのもの。60代で免許を取得し「世界が広くなりました。来られる限りは続けます」と、笑顔で次回参加を〝表明〟した。

(助手席で86の走りを堪能する岩井洋子さん)

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