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2018/10/26

ボルボXC40試乗、実用SUVとしてすべてに満足できるT4モデル

matsuguma
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 XC40は、ボルボ初のコンパクトSUVとして登場したモデルだが、発売と同時に世界的に大ヒットとなった。取り回しやすいボディサイズに広い室内空間、実用性に優れたインテリアデザイン、そしてボルボならではの高い安全性を備えているのだから、人気を集めるのも無理はない。結果として生産が間に合わず、日本はもとより欧州や北米でも納期が読めない状況となっているという。

 そんなXC40だが、グレード構成が充実しているのも人気の理由の一つといえる。現在のところ国内に導入されているエンジンは2種類で、最高出力252psのハイパワー版「T5」と、最高出力190psのベーシックな「T4」を搭載。どちらも2L4気筒ガソリンエンジンである。駆動方式はT4搭載車はFFとAWDを設定、T5搭載車は全車AWDとなる。

 上級のT5搭載車は発売直後に試乗し、その軽快な走りに驚かされた。軽量なボディにパワフルなエンジンの組み合わせは、発進直後から力強いトルクを発生し、SUVとは思えないほど状況を選ばず俊敏な走りを見せる。ただし飛ばし屋さんではない普通のユーザーには、やや過剰なパワーともいえ、必要十分の域を超えた存在だ。余裕こそプレミアムの証、と見るならT5エンジンがベストといえる。

 これに対して今回試乗した最高出力190psのT4エンジン搭載モデルは、もう少し穏やかだ。低速域~中速域までの加速はT5ほどではないが十分に力強く、日常域で不満を感じることはない。アクセルに対してのレスポンスも俊敏なので、心地よい走りが楽しめる。軽快で自然なフィーリングであり、実用SUVとしてXC40を選択するならば、T4がベストバランスといえるだろう。

 また乗り心地も満足できるポイント。足回りは緩すぎず、硬すぎず適度なバランスで設定されており、少々荒れた街中の路面でも快適性を損なわない。重心の高いSUVだが、コーナーでの挙動の乱れもなく、安心してアクセルを踏めるのも好印象だ。

 もちろん、室内空間の快適性や使い勝手の良さはT5車と共通。グレードによって装備に違いはあるが、ゆったりとしたシートの座り心地の良さや、洗練された運転席周りの配置、大量の荷物でも積み込みやすい荷室など、SUVとしての基本性能は満点だ。特に運転席周りの小物類の収納の充実ぶりは特筆できるレベルである。

 

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