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2019/02/26

コンチネンタルタイヤ、ハイパフォーマンスを発揮するエコ・コンタクト6

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

コンチネンタルタイヤ・ジャパンは2月21日、次世代のコンパウンドテクノロジー「グリーン・チリ2・0」を採用し、タイヤの転がり抵抗、ドライ/ウェットブレーキ性能、ロングライフ性能を大幅に向上したハイパフォーマンスなエコタイヤ「エコ・コンタクト6」を発表した。発売サイズは14インチから18インチの31サイズで順次追加を予定、価格はオープンプライス。(トップ写真:グレゴリー・メイ社長とエコ・コンタクト6)

エコ・コンタクト6に採用したグリーン・チリ2・0は、コンパウンドの新配合技術や添加剤とポリマーの高い柔軟性の組み合わせにより、3つの相反する性能であるドライ/ウェットブレーキ性能、転がり抵抗、ロングライフ性能を飛躍的に高めた。

コンパウンドは、シリカの含有量を高めると共に、シリカとゴム間の結合を強化する効果的なシリカ分布を実現。これにより、タイヤの回転による変形を抑え、燃費性能にも貢献している。さらに、新開発の添加剤がブレーキ性能を高めると同時に、ポリマーの高い柔軟性がトレッド面を路面状況に柔軟に適応させることで耐摩耗性も向上させた。

トレッド面は、タイヤサイズによってグルーブ数を3本、4本、5本の3つのパターンモジュールを設定。それぞれ、リブとグルーブの幅が最適化されるように設計され、ウェット路面での排水を効率化し、耐ハイドロプレーニング性能を向上。ドライ/ウェット路面で高いグリップ性能を発揮し、より短い制動距離を実現した。

新製品の前身となるコンチ・エコ・コンタクト5との性能比較では、転がり抵抗が115%、ハンドリング性能117%、耐摩耗性120%向上。今回日本で発売する31サイズ中13サイズが欧州のタイヤラベリング制度の「ウェットブレーキ性能/転がり抵抗」で最高グレードの「A/A」を獲得している。

なお、新製品のマーケティングポジションは、コンチ・エコ・コンタクト5に加え、14・15インチサイズにおいて、ワンランク上のハイパフォーマンスコンフォートタイヤ「コンチ・プレミアム・コンタクト5」がカバーしていた領域もカバーする、ハイパフォーマンスエコタイヤの位置付けとした。

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