第2回「日産アートアワード2015」を開催
matsuguma
日産は2月23日、第2回「日産アートアワード2015」を開催すると発表した。
「日産アートアワード」は、同社が創業80年を迎えた2013年、「人々の生活を豊かに」というビジョンのもと、これまでの社会貢献活動に加え、現代美術における優れた日本人アーティストの活動を支援し、次世代へと続く日本の文化発展の助力になることを目指して発足し、隔年で開催される。
選考は、アートプロフェッショナルにより推薦された約40名のアーティストの中から、国際審査委員がファイナリストを選出する。その後2015年11月、BankART studio NYKにて開催される展覧会での作品展示と最終審査を経て、グランプリ受賞者が決定。今回のグランプリ受賞者には、その後のアーティストの活動が海外のアートシーンに直接のつながりを持ち、さらなる飛躍の契機となることを期待し、賞金に加えて、ロンドンの歴史あるアートセンター「カムデン・アーツ・センター」の協力を得ながら、2ヶ月間にわたるロンドン滞在の機会が提供される。
以下、詳細情報
国際審査委員会
南條史生氏
森美術館館長(日本、東京)*審査委員長
ジャン・ド・ロワジー氏
パレ・ド・トーキョー館長(フランス、パリ)
ラーナ・デヴェンポート氏
オークランド美術館館長(ニュージーランド、オークランド)
ジェニー・ロマックス氏
カムデン・アーツ・センター館長(イギリス、ロンドン)
ユージン・タン氏
シンガポール国立美術館館長(シンガポール)
候補者推薦委員
崔敬華氏
東京都現代美術館学芸員
原久子氏
大阪電気通信大学総合情報学部教授
服部浩之氏
青森公立大学国際芸術センター青森[ACAC]学芸員
保坂健二朗氏
東京国立近代美術館主任研究員
飯田志保子氏
東京藝術大学美術学部先端芸術表現科准教授
ルーベン・キーハン氏
クイーンズランド・アートギャラリー | ブリスベン近代美術館アジア現代美術キュレーター
近藤健一氏
森美術館キュレーター
ロジャー・マクドナルド氏
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]副ディレクター
小川希氏
Art Center Ongoing代表
高橋瑞木氏
水戸芸術館現代美術センター学芸員
(審査委員長以下、姓のアルファベット順)
◎新作制作と展覧会
5名のファイナリストにはそれぞれ賞金100万円と作品制作費100万円が支給され、2015年11月に開催される展覧会で新作を含む作品が展示されます。
◎最終選考と授賞式
最終選考では展示作品を国際審査委員会が審査し、2015年11月にグランプリが決定します。
また、来場者からの投票によりオーディエンス賞が選出され、受賞者発表および授賞式が展覧会会期中に行われます。
◎賞
グランプリ:総額500万円相当((1)+(2)+ 副賞)
(1)賞金300万円(ファイナリストの賞金100万含む)
(2) 2ヶ月間のロンドン滞在(渡航費・滞在費・研究費・専門的な助言などの支援を含む)(協力:カムデン・アーツ・センター)
副賞トロフィー
ファイナリスト:賞金100万円
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