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2015/03/03

McLaren 675LT、第 85 回ジュネーブ国際モーターショーにおいて全世界向けにデビュー

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

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マクラーレン・オートモーティブ(本社: 英国サリー州、エグゼクティブ・チェアマン: ロン・デニス)は2月25日、McLaren 675LT の世界初公開に先立ち、パフォーマンス・データを発表した。

85 回ジュネーブ国際モーターショーで世界デビューを果たすMcLaren 675LT は、パフォーマンスと軽量化、そしてドライバーとの究極的な次元の一体感を明確な開発目標としたモデルで、これらの目標に応える鍵となるものがマクラーレンの‘ロングテール’だった。クーペ・モデルのみが販売される675LT は、マクラーレン・スーパーシリーズのうち最もサーキット志向の高いモデルで、オンロード走行のための法的基準も満たしながら、パワー・ウェイト・レシオではライバル達の追随を許さない。

0-100km/h  まで、わずか2.9 秒で到達する675LTのスプリント能力は、トラクションを最適に制御する優秀なドライブトレインによるもので、アクセラレーション性能についても妥協は0-200km/h までの加速は8 秒の壁を破る7.9 秒で到達。最高速度も330km/h を記録する驚異のパフォーマンスを誇る。

 

パワートレーンは、3.8 リッターV8 ツインターボ・エンジンを搭載。50%以上のパーツを変更することで、パワーとトルク、そしてドライバビリティを向上させた。今回のアップグレードでは、さらに効率化された新型ターボを採用したほか、シリンダー・ヘッドとエキゾースト・マニホールドの設計に対する細かな見直しや、新型カムシャフト、軽量コネクティング・ロッドの採用、フューエル・ポンプと燃料供給システムの高速化などの改良を行った。このような大がかりな改良を行ったため、このエンジンにはM838TL という専用のコードが与えられた。軽量かつ、低イナーシャ・パワー[low inertia power]の特徴をもつ、最高出力は、‘675LT’の名が示すとおり675PS、パワー・ウェイト・レシオも549PS/t という驚異的な数値を達成した。

 

インテリアは、何よりもドライバーとの一体感にフォーカスしており、サーキット走行でのポテンシャルを期待させる。2 脚の超軽量カーボン・ファイバー・シェル構造のバケット・シートは、McLaren P1™と同じ仕様で、素材にはAlcantara®を標準で採用しており、重量に犠牲を払わずに、快適さと安全性をも高いレベルで。シートのヘッドレストにデザインされた675LT のロゴは、レブカウンターにも見られます。他のスーパーシリーズからの変更点として、エア・コンディショニングのコントロールは、直感性に優れたタッチスクリーン式インフォテイメント・システムに組み込まれている。

McLaren 675LT は、2015 3 3 日(火)に、第 85 回ジュネーブ国際モーターショーにおいて全世界向けにデビューを果たす。

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