今年で10周年を迎える「モータースポーツジャパン2015」開催
matsuguma
NPO法人 日本モータースポーツ推進機構は4月11日・12日、東京・お台場でモータースポーツジャパンフェスティバル・イン・お台場2015を開催し、2日間で9万7188人が来場した。
例年秋に行なわれていた本イベントだが、今年は春の開催。シーズン前ということもあり、会場にはラリーカーからフォーミュラーカーまで例年以上に多くの新旧さまざまなカテゴリーのマシンが集結し、デモ走行や同乗体験も行なわれ、来場者はその迫力を堪能した。

また、走行エリア以外では、スーパーフォーミュラとスーパーGT車両のコックピットに座れるレーシングカーコックピット体験が行なわれ、実際にレースに使われた車両のコックピットに座れる貴重な機会とあって多くのファンが集まった。また各自動車メーカーのブースでは現行のレーシングカーから往年のレーシングカーも多数展示。当時を知るレースファンだけではなく子どもたちも目を輝かせていた。このほかにも、ドライバートークショーやサイン会が開催され、こちらもサーキットでの華やかな雰囲気が再現されていた。
この他に、エクスペリエンスゾーンでは自動車メーカーなどが用意したクルマをモータージャーナリストやインストラクターの運転で体験できるふれあい試乗会や、みんなの楽ラク運転講習会を実施。同講習会では子どもの一時預かり所も完備しており、子連れでも安心して講習を受けることができたようだ。

一方、同会場内マツダブースでは「マツダ ウィメン・イン・モータースポーツプロジェクト2015」の選出者がお披露目された。同プロジェクトはFIA及びJAFが提唱するモータースポーツ界への女性進出をサポートする活動「ウィメン・イン・モータースポーツ」にマツダが賛同し、FIAアジア代表委員を務める井原慶子さんと共に推進していくプロジェクト。マツダは訓練車や訓練場を提供し、ドライビングのトレーニングやレースへの参加をサポートする。
今年の3月にメンバーの公募が行なわれ、200名の応募者の中から書類選考及び面談を経て18歳から50代までの26名の最終合格者が選ばれた。職業は学生や専業主婦、医師、僧侶とさまざまだが、モータースポーツに対する熱い想いは共通している。
今後の活動としては、4月から7月までの4ヶ月にわたって1泊2日の訓練を4回行ない、訓練での優秀者には「マツダエンデュランスレース」や「ロードスターメディア対抗4時間レース」などに参加。さらに、「グローバルMX-5」や「スーパー耐久」への参戦チャンスもあるという。
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