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2015/04/25

バーチャルから〝リアル〟レーシングドライバーへ

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 日産は4月21日、ソニー・コンピューターエンターテイメントとポリフォニー・デジタルとともに、レースドライバーの発掘・育成プログラムである国際的ゲームコンテスト「GTアカデミーby日産×プレイステーション®」の国内初開催を発表した。同日、行なわれた発表会には、ゲームコンテストのファーストチャレンジャーであるコメディアンの加藤茶さんと綾菜夫人、ニスモ所属の松田次生とサプライズゲストとしてGTアカデミー出身のレーシングドライバー、ルーカス・オルドネスが駆けつけた。

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 このコンテストは、レーシングゲーム「グランツーリスモ6」を使用し、オンライン予選とリアルイベント予選の2種類が実施され計20名が選抜される。オンライン予選は、4月21日から6月161559分まで行なわれ、全4ラウンドのタイムトライアルに参加した上位16名がジャパンファイナルへ進出する。またリアルイベント予選では、SUPER GT第2戦(富士スピードウェイ)の日産・ニスモブースや、日産グローバル本社ギャラリー等で開催され、上位4名がジャパンファイナルへ進出する。

 ジャパンファイナルは2日間にわたり、実車での適性テストや体力テストを経て最終戦を行ない、ジャパンファイナリストとして6名が選出される。ジャパンファイナリストを含め各国のファイナリストが集まるレースキャンプ(イギリス・シルバーストーン)に参加し、エリア別最終予選が行なわれエリア優勝者は2016年1月、ドバイ24時間レースへの参戦が約束される。

 なお、ジャパンファイナリストはレースキャンプへの参加のほか、日産レーシングチームの一員として、国際レース出場に必要なライセンス取得サポートや実際のレースへの出場サポートを受けることができる。

 発表会では、加藤茶さんがイギリスのシルバーストーンサーキットを走行。「まるで本物、ハンドルから伝わるフィードバックがあって面白い」と、ゲームの精度の高さに驚いていた。

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 また、世界耐久選手権(WEC)や全日本F3選手権にも今年出場予定のオルドネスは「GTアカデミーは私の人生を変えてくれた。7年前は普通のスペインの学生だったけど、今はプロのレーサーになることができた。挑戦する皆さんもがんばって」と日本のチャレンジャーにエールを送った。

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