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2015/05/09

「TOYOTA i-ROAD」の実用化に向け企業・生活者と共同で取り組む新たな施策

osaki
カーアンドレジャーニュース

トヨタは、パーソナルモビリティ「TOYOTA i-ROAD」(以下、「i-ROAD」)の本格的な実用化に向け、駐車・充電時の利便性の向上や「i-ROAD」の魅力を高めるパーツのカスタマイズ等において、特有の知見や技術を持つ企業および一般の生活者と共同で取り組む新たな施策を7月より約1年間東京都内で実施する。

具体的には、i-ROADの特長であるバイクに近いコンパクトなボディサイズを活かして、スペース時間貸しを営む企業や都心にある商業施設を運営する企業とともに、狭小スペースや空きスペースの発掘を行い、i-ROAD専用の駐車スポットとして運用する。また、一般家庭用100Vでも普通充電できる特長を活かして、同駐車スポットで利用できる電源供給コンセント口の発掘を併せて行い、その一部を充電可能な場所として運用する。

さらに、パーツのカスタマイズでは、パーソナルモビリティとしてより自分らしいi-ROADを楽しめるように、3Dプリンターを活用して利用者がボディパーツの一部を好みの色や表面加工等を施したパーツに交換可能とする。

今回、その試行においては、i-ROADを10台使用し、一般のほか、有識者・クリエーターなどを対象とする総勢100名にそれぞれ1ヵ月程度貸し出し、評価を行う。加えて、駐車・充電時の利便性に関しては、実際に利用者から追加・変更等の提案を受けるほか、各企業からもネットワークの拡充等につき意見をもらうなど共同で充実させていく。

パーツのカスタマイズ等についても、同様のプロセスで企画開発を推進していくことから、今後、本施策を「OPEN ROAD PROJECT」と称して、新たな企業の参画も促す。

現在、上記以外の取り組みについても様々な企業とともに商品性向上に資する検討を進めており、期間中に順次追加する。

なお、モニターの応募受付は、5月7日より特設ウェブサイト : 「OPEN ROAD PROJECT」(http://www.openroad-project.com/)にて開始し、「i-ROAD」の日常的な利用ニーズ等を確認の上、順次選考する。

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