スズキ、「スペーシア」「スペーシアカスタム」の一部改良を実施
osaki
スズキは、軽乗用車「スペーシア」、「スペーシア カスタム」を一部改良し、5月19日から発売した。
今回の一部改良では、「スペーシア」、「スペーシア カスタム」のNA(自然吸気)車に、S-エネチャージを搭載。さらに、モーターアシストする時間と速度域を、従来の「15km/h~85km/h」から「発進後~約85km/h」に拡大し、モーターアシストする頻度を向上したS-エネチャージと燃焼効率を高めるなど改良を施したR06A型エンジンを組み合わせることで、クラストップレベルの低燃費32.0km/Lを達成。NA全車をエコカー減税の免税対象車とした。
軽自動車として初めて2つのカメラを採用したステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載。約5km/hから約100km/hの速度域で車両や歩行者を検知し、警報や自動ブレーキで衝突の回避、または衝突時の被害軽減を図るシステムで、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能などとセットで全車にメーカーオプション設定し、安全装備を充実させた。
また、自車を真上から見ているような視点で周囲を確認でき、駐車場や狭い道でのすれ違いで便利な全方位モニターや、「ナノイー」搭載のフルオートエアコン、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)などを採用し利便性や快適性を高めた。
内外装の変更も行われ、スペーシアではフロントグリルにメッキのアクセントを設定し、ボディーカラーに新色「フレンチミントパールメタリック」を追加。インテリアでは内装色をベージュとグレーの2色としている。スペーシア カスタムではフロントグリルのメッキ加飾使用部位を増やし、立体感とワイド感を強調。インテリアのシート表皮に赤のアクセントカラーを使って精悍な印象を演出した。
価格はスペーシア:127万4400円~150万3360円、スペーシア カスタム:152万8200円~176万2560円
なお、「スペーシア」、「スペーシア カスタム」に「S-エネチャージ」を搭載したターボモデルは、2015年8月に発売を予定している。
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