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2015/05/29

「メルセデスAMG C 63(セダン・ステーションワゴン)」を発表

osaki
カーアンドレジャーニュース

メルセデス・ベンツ日本は5月27日、「メルセデスAMG C 63」と「メルセデスAMG C 63 S」を発表。同日より注文受付を開始して発売は10月頃の予定している。

搭載されるV型8気筒4.0L直噴ツインターボエンジンは、C 63 では最高出力476PS/5500-6250rpm、最大トルク650Nm(66.3kgm)/1750-4500rpmを発生。また、C 63 Sでは最高出力510PS/5500-6250、最大トルク700N(71.4kgm)/1750-4500を発生し、C 63 Sでは0-100km/h加速4.0秒の動力性能を実現。

電子制御式7速スポーツトランスミッション「AMG スピードシフト MCT(マルチ・クラッチ・テクノロジー)」にはトルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを採用し、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現。排気管内のエグゾーストフラップによってエグゾーストノートを切り替えるシステムなどを装備した。

快適なクルージングからサーキットでのダイナミックなパフォーマンスまで、センターコンソールのスイッチを操作するだけでドライバーが望むキャラクターにセッティング可能なシステム「AMG ダイナミックセレクト」は、トランスミッションのシフトプログラムに加え、エグゾーストシステムを含むエンジン特性、サスペンション、ステアリング特性などをドライバーが望むキャラクターにセッティングが可能。C 63 S では、サーキット走行のために全てのパラメータが変化するモード「RACE」を備えた。

エクステリアデザインは、V8エンジンを搭載するためにトレッドを拡大、通常の「Cクラス」に比べ左右それぞれ15mm張り出したフェンダー、60mm延長したフロントオーバーハング、ボンネットのパワードームなどにより力強い印象に仕上げた。

リヤエンドのデザインは、エグゾーストエンドをディフューザーと一体化、ボディー下部の空気の流れを整えエアロダイナミクスを向上。セダンにはトランクリッドスポイラーリップを、ステーションワゴンにはルーフスポイラーを備え、リアにかかるダウンフォースを増加させロードホールディング性を高めた。

価格は価格は1195万円~1405万円。

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