日産が中国で新型「ムラーノ」を発売
osaki
日産自動車は、同社の中国の合弁会社である東風日産乗用車公司(以下、東風日産)が、新型「ムラーノ」および「ムラーノ ハイブリッド」を発売したと発表した。
新型ムラーノは、東風日産が提供する日産ブランドのSUVラインアップを強化するために開発されたモデル。同車は中国で拡大・成長中の重要マーケットである若年層をターゲットに取り組む東風日産の「YOUNG NISSAN」戦略にとって重要なモデルとなる。価格は238,800人民元から379,800人民元(約477万円~758万円)となっています。
新型車は、日産の最新のグローバルデザインランゲージであるVモーショングリル、フローティングルーフ、ブーメランシェイプのLEDヘッドランプなど、特徴的なシグネチャーを採用。さらに、日産デザインの新しい形状表現の特徴であるコンセプト「エモーショナル・ジオメトリー」に基づいたダイナミックかつシャープなボディと、高級感のある広々としたインテリアによって、『イノベーションのパイオニア』と位置付けらたとしている。また、同車は空力効果の高いデザインによって、同クラスでトップレベルのCd値0.31を達成している。
日産のグローバルビジネスにおける重要な市場として、QR25エンジンに加え、ムラーノにとって世界初となるハイブリッドバージョンがこのたび中国に投入された。ムラーノ ハイブリッドは、新型スーパーチャージャー付QR25DERエンジンと、駆動と発電を兼ね備えた電動モーターを組み合わせたパワートレインを採用しています。さらに、コンパクトリチウムイオン(Li-ion)バッテリーを搭載することで、素早い充放電が可能となっている。日産のインテリジェントデュアルクラッチシステムとエクストロニックCVTにより、V6-3.5Lガソリンエンジン並みの力強い走行性能と、2.0Lガソリンエンジン並みの低燃費を実現する。さらにムラーノ ハイブリッドは、四輪駆動システムの「ALL MODE 4x4-i」搭載により、都市でも郊外でもスムーズで快適な走行を実現している。
安全装備では、MOD(移動物検知)や、リアルタイムで道路状況をモニターできるアラウンドビューモニターなど、同クラスでトップクラスの先進性を有するセーフティ・シールド技術を搭載した。また、運転時の安全性をより高めるため、エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、ドライバーアラートシステム、車線逸脱警報、後側方車両検知警報、クロス・トラフィック・アラートなど、運転をサポートする様々な機能も装備された。
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