マセラティ ジャパンは、「クアトロポルテ」レンジに、新たに最高出力330ps の新モデル「クアトロポルテ」を追加し発売。同時に、「クアトロポルテ」レンジ（3 モデル）とE セグメントのミドルセダン「ギブリ」レンジ（3 モデル）を環境性能や安全性を強化した改良新型車として刷新する。

今回の改良で、クアトロポルテレンジに、EURO6 対応の3.0リッター・ツインターボV6 新エンジンを搭載した、最高出力330ps を発揮するクアトロポルテがラインアップに新たに加わった。同エンジンは、最大トルク500 Nm/1,600rpm-4,500 rpm を発生。エンジンのダウンサイジングと、排出ガス低減や燃費向上が見込まれる“スタート＆ストップ機能”の標準装備によって、およそ50 年の「クアトロ
ポルテ」歴代モデルの中で最高の10.2km/Lの燃料消費率と、212 g/kmのCO2 低排出量を達成している。

0-100 km/h 加速タイムは5.6 秒、最高速度は266km/h に達し、同社ではエントリーモデルながらのプレミアム性、デザイン性、スポーツ性を損なうことなく先進的な装備を備えた戦略モデルとして位置付けている。

マセラティによって設計されたこのエンジンは、他の「クアトロポルテ」レンジと同様にマセラティ専用にマラネロのフェラーリ工場で製造されている。また他の「クアトロポルテ」レンジ改良新型と同様に、「ブラインド・スポット・アラート」や「ハーマン・カードン・サウンド・システム」などの新仕様を採用。ホイールは19 インチのポセイドン・ホイールを標準装備している。

新「クアトロポルテ」の登場により、「クアトロポルテ」レンジのラインアップは、最高出力530 ps のV8エンジン「クアトロポルテGT S」、410 ps V6 エンジンの「クアトロポルテS」、AWD の「クアトロポル
テS Q4」と、今回追加となった330ps の「クアトロポルテ」の4 モデルとなった。

価格は1175万円。